年々利便性が向上するイタリアの高速鉄道。
トレンイタリア(旧イタリア国鉄)が運行するフレッチャ・シリーズと、民間のNTVが運行するイタロは、南北に長く伸びるイタリア半島を最高時速300キロで駆け抜け、忙しい旅行者の強い味方となっています。
トレンイタリアとNTVがお互いにサービスを競い合うことで、以前に比べ時間が正確になりました。
主要駅には改札が設置され、切符を持たない人は入場できなくなりました。
より安心、安全になったイタリアの鉄道で、世界遺産の街を周遊しましょう♪

ミラノ中央駅で発車を待つ、新旧フレッチャロッサ。
従来型のフレッチャロッサ(右)は、イタリアのデザイン会社ピニンファリーナが設計しました。
最新型のフレッチャロッサ1000(左)は、スーパーカーブームを起こしたベルトーネ社が設計、ミラノ万博の開催された2015年に運行を開始しました。

対するイタロはイタルデザイン社の設計。
シートはポルトローナ・フラウ社製の革張りで、上質のイタリアを体感していただけます。
2017年には環境にやさしい新型車両、「EVO」(左)がデビューしました。

ツアーでは、フレッチャロッサとイタロの乗り比べをお楽しみいただきます。

またミラノからナポリへの移動中、ローマ・テルミニ駅で撮影タイムをお取りします。
さらに、新幹線のグランクラスに相当するフレッチャのエグゼクティブ・クラス、イタロのクラブ・クラスへのアップグレードオプションをご用意いたします。
ちょっと贅沢な列車の旅を体験してみてはいかがでしょうか？

※本記事は2019年10月の情報を元にしています