落合 務シェフ
1947年東京都出身。
19歳で『ホテルニューオータニ』、22歳で『トップス』に入社。
その後イタリアにて約3年の料理修業を経て、1982年イタリア料理店『グラナータ』の料理長に就任。1997年自身のレストラン『ラ・ベットラ・ダ・オチアイ』を開店。2005年5月『イタリア連帯の星』勲章、カヴァリエーレ章受章、2009年日本イタリア料理協会会長に就任、2013年『現代の名工』を受賞。
-ツアーのポイント-
Day2
ローマ市内観光&テスタッチョでの昼食
落合シェフが若き修業時代に「毎日食べても飽きないイタリア料理」に出逢い、新しい世界が開けたという思い出深い街ローマ。ミケランジェロの『最後の審判』で有名なヴァチカン博物館や、下町っ子に愛されるテスタッチョなどにご案内いたします。
レストラン『Girarrosto Toscano(ジラッロスト・トスカーノ)』
ローマの典型的なタヴェルナとして開業され、その評判から世界的に有名なイタリアン・レストランとなった「ジラッロスト・トスカーノ」。落合シェフが修業時代に訪れたころからは代替わりし、現在では3代目が当時と変わらぬレシピを守り続けています。落合シェフにとって懐かしの味となるレストランで夕食をお楽しみください。
Day3
落合シェフと!
トリュフ狩り&トリュフづくしランチ
フィレンツェ郊外にある1700年から続く農園『Fattoria Lavacchio(ファットリア・ラヴァッキオ)』は落合シェフもお気に入りのワイナリーです。キャンティの中で最も古い地区の一つキャンティ・ルフィナの土地にあり、BIOという言葉が生まれる前から無農薬で農作物を育ててきた歴史ある農園です。
110ヘクタールの敷地内にある森で、皆様にはトリュフ狩り体験をしていただきます。この地域は特に良質の黒トリュフが採れることで知られており、6~7月は年間で最も豊作と言われています。トリュフ狩り名人とトリュフ狩り犬と共に、朝の新鮮な空気の中、森でのアクティビティを落合シェフと一緒に楽しみましょう。収穫したトリュフは併設するレストランにて、こだわりの有機食材と一緒にお召し上がりいただきます。オープンテラスからの美しい田園風景と香り立つトリュフ尽くしランチをご堪能ください。※雨天時はワイナリー見学とトリュフ尽くしランチとなります。
Day4
落合シェフとの市場見学
フィレンツェっ子の胃袋ともいわれる中央市場では、日本でなかなか目にすることのできないイタリア食材をご紹介いたします。落合シェフ直々に調理のワンポイントアドバイスをうかがいましょう。
落合シェフ太鼓判!
マンマのイタリア家庭料理教室
トスカーナの華やかな農園に囲まれたお城『Castello del Trebbio(カステッロ・デル・トレッビオ)』を訪問します。1184年、フィレンツェの貴族パッツィ家によって建てられたこのお城では、落合シェフと一緒にマンマによるお料理教室へご参加いただきます。シェフの貴重なお料理姿を間近で見られるまたとない機会をお見逃しなく。トスカーナののどかな原風景の中で、イタリア人が最も愛するパスタを手作りし、この土地で採れた野菜を使ったソースと一緒にイタリアの伝統的な家庭料理をお召し上がりください。シェフと一緒に作ったお料理はどんなお味になるでしょうか。
Day5
終日フリータイム
芸術が花開いたルネサンスの街フィレンツェで、思い思いの時間をお過ごし下さい。ご希望の方へはオプショナルツアーをご用意しております。(別料金)
・シエナ・サンジミニャーノキャンティ1日観光
・ピサの斜塔と中世の街ルッカ1日観光
・プライベートガイドツアー
・アウトレット『ザ・モール』お買い物ツアー など
また、オプショナルディナーとしまして、落合シェフが修業時代に訪れ、自身のレストランをオープンするにあたり多大なるインスピレーションを受けたというレストラン『Alla Vecchia Bettola(アッラ・ヴェッキア・ベットラ)』でのディナーもご用意しております。落合シェフにとって大切なお店で、シェフと一緒に思い出話とトスカーナ料理をお楽しみ下さい。
Day6
パルミジャーノ・レッジャーノ工場
『CASEIFICIO POGGIOLI(カゼイフィーチョ・ポッジョーリ)』
モデナ郊外にあるこの工場では、4つの酪農農家より届く新鮮な牛乳を使い、6人の職人が毎日手作業で約60個のパルミジャーノ・レッジャーノを作っています。今回は当ツアーのために、特別に熟成期間の違うパルミジャーノ・レッジャーノチーズの食べ比べと現地直売会を開催いたします。
レストラン『Ca Bianca(カ・ビアンカ)』
モデナ郊外の丘陵地帯にある家庭的なレストラン。ここで作られる手打ちパスタや、ニョッコ・フリット、トルテッリーニはイタリア人のみならず世界中から訪れる観光客に大好評です。地元の人にも愛されるモデナの郷土料理をご堪能ください。
『FICO EATALY WORLD(フィーコ・イータリー・ワールド)』
2017年11月美食の街ボローニャにオープンした食のテーマパーク。「食」の価値を問い、生み出す場所で、コンセプトは各土地・気候の中で「大地が作り出すもの」を、「育て」「形を変え」「料理する」術を知り、学ぶこと。デモンストレーション用の農場や牧場で、農産物耕作や家畜地元種生育現場見学などを通し、種まきから食品になっていく製造過程などもライブでみられます。
レストラン『DIANA(ディアナ)』
1909年から100年以上ボローニャの街で愛され続けるレストラン。落合シェフが1日入店して修業したというこのレストランにて、エミリア・ロマーニャ州の郷土料理をお楽しみください。
『Grand Hotel Majestic(グランド・ホテル・マジェスティック)』
18世紀からの長い歴史を持つ、ボローニャを代表するラグジュアリーホテル。多くの常連客に好まれた印象派の絵画コレクションや豪華な室内装飾が施されたお部屋で、ごゆっくりおくつろぎください。