日髙良実シェフ
1957年神戸生まれ。フランス料理の道から模索の中、転身してイタリア料理の世界へ。1986年~89年の3年間で、本ツアーで訪れる『エノテカ・ピンキオーリ』『ダル・ペスカトーレ』といった名店を含め、イタリアの北から南まで計14軒で修行。現在は『アクアパッツァ』のオーナーシェフとして、日本の食材を活かした独自の料理を提案し続けています。
ダル・ペスカトーレ(Dal Pescatore)
2日目・ランチ
1925年創業。ロンバルディア州カンネート・スッロッリョ村の州立公園内に位置する、イタリアを代表するミシュラン3つ星レストラン。サンティーニ一家3世代により営まれ、マントヴァから嫁いできたナディア氏は、1996年にイタリアで初の3つ星獲得の女性シェフとなり、2013年には『世界のベストレストラン50(イギリス誌)』で世界一の女性シェフに選ばれています。
古代品種・忘れられた果実の祭典
3日目・昼
『古代品種・忘れられた果実』とは、大量生産される現代の多くの市場に流通する果実に対し、イタリアの伝統的な原生種や土地に根ざし、少量生産されている果実のこと。希少品種も多く、毎年秋にはトスカーナ州、エミリア=ロマーニャ州を中心に祭典が開かれています。
エクセルシオール・パレス・ホテル・ラパッロ
(Excelsior Palace Hotel Rapallo)
4、5日目・宿泊
海辺に建つ5つ星リゾートホテル。本ツアーでは、全室シービュールームをご用意しました。
円形パスタ『コルツェッティ(Corzetti)』
5日目・朝
リグーリア州発祥の円形パスタ『コルツェッティ』。大事な祭事の際に貴族が自らの紋章を施して使われることもありました。この度は職人さんにお願いし、本ツアーオリジナルの型をお作りいただき、皆様にお土産としてプレゼントいたします!
オ・ヴィットリオ(O’Vittorio)
5日目・ランチ
リグーリア州の海辺の街レッコで20世紀初めから4世代にわたる家族経営で、長年人々に愛され続ける郷土料理の名店。この度は、オリーブオイルの代わりにバターを用いる珍しい粉末状のペーストで、パスタ・コルツェッティのお料理実演および昼食をお楽しみください。
プライベートクルーズ
5日目・午後
緯度の高さのわりに、温暖なリグーリア州。小さな美しい岬プンタ・キアッパ、11世紀の大修道院が海辺に建つサン・フルットゥオゾ、世界のVIPに愛される”リヴィエラの宝石”ポルトフィーノなどを眺めながら、贅沢な船上のひとときをお楽しみ下さい。
ランティカ・ラルデリア・マファルダ
(L’antica Larderia Mafalda)
6日目・ランチ
1930年創業のコロンナータで最も古いラード製造所。古来大理石の生産地として知られるカッラーラの盆地で生み出される、”背脂の生ハム”とも称されるイタリア式ラードを是非ご賞味ください。
エノテカ・ピンキオーリ(Enoteca Pinchiorri)
8日目・ディナー
ソムリエをしていた夫ジョルジョ・ピンキオーリ氏のお店で、祖母の家庭料理が大好きだったフランス生まれの妻アニー・フェオルデ氏が1972年から料理を作り始め、世界有数のミシュラン3つ星レストランにまでのぼりつめたフィレンツェの名店。1993年に始めてミシュラン3つ星を獲得し、2004年にはイタリアNo.1のレストランに選ばれています。80年代初頭、まだ「ヌーヴェル・キュイジーヌ」隆盛の時代に郷土料理へと方向転換し、今日に至るまで素材からこだわったトスカーナ料理を追い続けています。
ツアーの詳細はツアーパンフレット[PDF]をご覧ください。