ミラッツォ:世界遺産エオーリエ諸島への玄関口

世界遺産エオーリエ諸島への玄関口
以前よりも注目度が上昇してきているシチリア。タオルミーナやパレルモなど、日本人にもよく知られている大きな観光地がたくさんあります。そんな中、欧米人には大人気のバカンス先でありながら、日本での知名度が低いミラッツォという町を今回ご紹介していきます。
ミラッツォとは
ミラッツォはシチリア島北東部にある、人口3万人弱の小さな港町です。歴史が古く、紀元前4000年頃ギリシャ人によって作られ、その後アラブ人やノルマン人など様々な民族の支配下に置かれました。
現在でも歴史ある教会がたくさん残っているので、教会巡りをするのもいいのでは。
この町はエオリエ諸島への玄関口であるため、ミラッツォに宿泊して日帰りでエオリエ諸島を訪れる観光客が多くいます。人気のリゾート地でもあるので、多くの人が海水浴に訪れます。夏はもちろん、現地では10月頃まで海水浴する人もちらほら。
また、ミラッツォは治安が良く、夜12時過ぎでも小さいお子さん連れや一人で出歩く人も大勢います。住民も比較的穏やかなので、治安に不安のある方にもオススメです。
エオーリエ諸島
リパリ島、ブルカーノ島、サリーナ島、パナレア島、ストロンボリ島、アリクーディ島、フィリクーディ島の計7つの主要な島から構成されている島々です。中でもブルカーノ島とストロンボリ島は火山活動が活発で世界的にも有名です。リパリ島は他の島に比べ観光地化された感が否めないですが、どの島にも豊富な自然が残っており、2000年にユネスコの世界自然遺産として登録されました。
エオーリエ諸島のハイシーズンは夏ですが、日差しがとても強く、特にリパリ島はごった返すので春に訪れても十分楽しめます。船上でストロンボリ島から溶岩が噴き出す様子を拝むツアーも大人気です。
ミラッツォ旧市街


ミラッツォは旧市街と新市街の2つの地域に分かれています。旧市街は新市街から坂を上った高台周辺(かつての城壁地区)に残っています。メインとなる観光地はミラッツォ城です。往来の姿を見ることは出来ませんが、ミラッツォの町を一望できます。城内には旧大聖堂が残っており、内部見学も可能です。
また、お城周辺は地元で人気の夕日スポットとしても知られており、海に沈む素晴らしい夕日を拝めます。お城手前の脇道を進めば、城内に入らずに夕日を眺められます。
ミラッツォ新市街


新市街の中心は海岸通りであるマリーナ・ガリバルディ周辺です。エオリエ諸島やナポリに向かう船の発着地である港へも徒歩20分前後です。新市街にはカフェなどの飲食店やショップが立ち並びます。建設からまだ70年も経っていない、新大聖堂も中心地にあります。

マリーナ・ガリバルディは散歩やベンチでのんびりするなど、市民憩いの場でもあります。また、夏季シーズンがメインになりますが、一年を通して様々なイベント・お祭りが開催されとても賑わいます。テーマは食べ物に関するものや守護聖人を祝うお祭りなど多岐にわたります。
カーポ・ミラッツォ
カーポ・ミラッツォとは豊かな自然が残っているミラッツォ岬を指し、ミラッツォで一番のビュースポット・名所です。
町の中心から徒歩2時間程要する(しばらく上り坂が続く)ため、バスの利用がお勧めです。また、マリーナ・ガリバルディから出発するボートのツアーに申し込めば、海から岬を眺めたり、泳いだりできます。
最奥部には、自然にできた小さなプールがあり泳ぐことも可能。
ミラッツォ基本情報
近隣からのアクセス
カターニアから
カターニア空港から直行のバスで2時間
またはカターニア中央駅からメッシーナ中央駅へ行き、ミラッツォ行きバスに乗り換え
パレルモから
パレルモ中央駅~ミラッツォ駅まで2~3時間
ただし、駅からミラッツォの町までは車必須(15分程度)なのでタクシー利用の検討を
駅からバスも出ていますが、本数が少ないためお勧めしません。