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ヴェネツィア入島税について

ヴェネツィア入島税とは?

ヴェネツィアの入島税とは、ハイシーズンの特定の日に徴収されるものです。この入島税は、観光による環境への影響を緩和し、ヴェネツィアの文化遺産やインフラの維持・保全に資金を提供することを目的としています。2025年の入島税の適用期間は終了しました
したがって、2025年7月28日から入島税が適用されなくなり、支払いや免除申請なしでヴェネツィアを訪れることができます。
2026年は4月3日から適用開始されることが正式に決定いたしました。

ヴェネツィア観光の入島税を徴収されるタイミングは? ※2025年度参照

入場料は入島日の4日前までの予約で(一人あたり)5ユーロ、3日前から当日までが(一人あたり)10ユーロで、日帰りの観光客にのみに適用されます。これは特定の日にのみ実施され、チケットは午前8時30分から午後4時までのピーク時に必要です。午後4時から午前8時30分までは入島税は徴収されません。

2026年度:入島税が発生する日

2026年4月:3日~6日、10日~12日、17日~19日、24日~30日
2026年5月:1日~3日、8日~10日、15日~17日、22日~24日、29日~31日
2026年6月:1日~7日、12日~14日、19日~21日、26日~28日
2026年7月:3日~5日、10日~12日、17日~19日、24日~26日

除外措置

税徴収の対象となる島は、旧市街のある本島のみで、次の周辺の島は除外です。リドLido (アルベローニAlberoniとマラモッコMalamoccoを含む)、 ペッレストリーナ(Pellestrina)、 ムラーノ(Murano)、 ブラーノ(Burano)、 トルチェッロ(Torcello)、 サンテラズモ(Sant’Erasmo)、 マッツォルボ(Mazzorbo)、 マッツォルベット(Mazzorbetto)、 ヴィニョーレ(Vignole)、 サンタンドレア(S. Andrea)、 ラ・チェルトーザ(la Certosa)、 サン・セルヴォロ(San Servolo)、 サン・クレメンテ(S. Clemente)、 ポヴェーリャ(Poveglia)。また、本島のうち、ローマ広場(Piazzale Roma)、トロンケット(Tronchetto)、マリッティマ駅(Stazione Marittima)にトランジットで立ち寄るのみで、旧市街に入らない人も除外です。

支払免除されるのはヴェネツィア市内にある宿泊施設に滞在するすべての人(宿泊観光客)、ヴェネト州の居住者、14歳以下の子供、介護が必要な人、スポーツ大会に参加する人など、その他の条件は公式サイトでご確認ください。

ヴェネツィアの宿泊施設に宿泊する場合、入島税を支払う必要はありませんが、ウェブサイトを通じて事前に登録する必要があります。

入島税の登録方法

●指定日に日帰り訪問する方はヴェネツィア市入島税専用サイトより
1.  入島税登録・支払い手続きへ進み(Payment of the fee)
2.  訪問情報を入力
3.  クレジットカードなどで支払い
4. 支払いが完了するとQRコードが入手できます。

●ヴェネツィア本島旧市街中心部他、ヴェネツィア市内に宿泊される方(メストレなど)は支払いは免除されますが、登録は必須となります。登録はヴェネツィア市入島税専用サイト【Exemptions】から行ってください。
登録完了後、QRコードが入手できます。

いずれの場合も、ヴェネツィア本島訪問時はQRコードを必ず携帯ください。チェックの際、提示出来ないと罰金となりますので、注意が必要です。

※検査・罰金:検査官によるチェックがあり、未支払いのまま入島された方は罰金として50ユーロから300ユーロ(+10ユーロの入島税)が課せられますので、QRコードは必ず携帯する必要があります。

【ご注意ください】
記載の情報は予告なく変更となる場合がございます。
最新情報は必ずお客様ご自身にて、ヴェネツィア市入島税専用サイトよりご確認いただきますようお願いいたします。