レマン湖畔の街をご紹介
ジュネーブ(Genève)
スイス西部の玄関口で第二の都市。国連欧州本部や国際赤十字など国際機関が多いことでも知られています。
今のところ日本からの直行便はないため乗り継ぎとはなりますが、空港から市内までは列車やバスで10~20分と近いのがうれしいですね。
あまり大きくない都市のため、徒歩で十分に観光ができます。時期にもよりますが人もそれほど多くはないのでゆったりと落ち着いて観光ができます。
モンブラン橋。コルナヴァン駅から真っすぐ湖へ向かうと、国際色豊かなジュネーブに来た!と感じられます。
ジュネーブ名物の大噴水。タイミングによってはずぶ濡れになるのでご注意ください。
歴史を感じられる建物と街並み、それと調和した自然。ショッピング街には高級時計店が数多くあります。
ディナーにはスイス名物チーズフォンデュ。フォークロアショーも楽しめるレストランにてスイスホルンにも挑戦してみました!スイスのチーズフォンデュはかなりお酒が効いてます。お酒好きのスタッフでもほろ酔いになるくらいですので、お酒が弱い方はお酒抜きをリクエストすることをおすすめします。
ローザンヌ(Lausanne)
東西に延びるレマン湖の中央に位置し、国際オリンピック委員会の本部が置かれていることでも有名です。
駅を中心にレマン湖方面が新市街、北部が旧市街となっています。かなりの坂になっていますので、適宜バスや地下鉄を利用するのがおすすめ。さすが、駅にもオリンピックのマークが。
旧市街にはショッピングが楽しい通りや歴史的な建築物もたくさんあります。ただし本当に坂が多いです。上まで行くと美しい街並みが見下ろせます。
ラヴォー地区(Lavaux)
ワインの名産地であり、この美しい景観はユネスコ世界遺産にも登録されています。
スイスはワインの生産量がそれほど多くないのもあり、スイス国内でほとんど消費されています。そのため海外ではお目にかかることがほとんどありません。ワイン好きの方にはぜひ訪れていただきたい場所です。
ぶどう畑とレマン湖、対岸に見えるアルプスを眺めながらのハイキングは本当に美しい景色です。
ワイナリーもありテイスティングが可能なところもあります。ただし家族経営でされているところが多いので、行かれる際は予約されることをおすすめします。こんな美しい景色を眺めながらワインが飲めたら最高ですね。
ハイキングの後はワインショップでのワインテイスティング!
オススメはリヴァーズにあるLAVAUX VINORAMA(ラヴォー・ヴィノラマ)。
小さなワイナリーもいくつかありますが、言葉に自信がない方や一度に色々な種類がたのしみたい方にはおすすめです。ワインに合うおつまみを頼んだらてんこ盛りでした。
ヴヴェイ(Vevey)
モントルーの近くにある小さな町で、チャップリンが愛した場所としても有名です。ヴヴェイは観光客も少なく、レマン湖畔でのんびりしたい方にはおすすめの町です。
世界的に有名な食品会社「ネスレ」の本社があり、こちらでは博物館を見学することができます。博物館にはネスレのパッケージや食の歴史、食にまつわる展示があります。内部は植物で彩られた癒しの空間となっています。外でも多数の植物が栽培されています。
モントルー(Montreux)
レマン湖の東側の街。夏のジャズフェスティバルでも有名で、人気のリゾート地でもあります。湖畔の散策やレストランでの食事。何も考えずただ美しい景色を眺めながらの時間は、何とも贅沢なときです。
多くの芸術家にも愛され、湖畔にはフレディ・マーキュリーの像が立っています。
ホテルでの朝食も絵になります。
シヨン城(Château de Chillon)
モントルーからバスで約15分、レマン湖に臨むお城で、イギリスの詩人バイロンの「シヨンの囚人」の舞台としても有名です。湖に浮かぶように建つ姿は幻想的でサヴォア公の居城として発展。要塞として武器庫や牢獄として使われていたときもあります。城内にはそれらの展示品が展示されています。
レマン湖西端のジュネーヴから東端のモントルーまでは列車で約1時間です。その間には様々な街や村がありますので、立寄ったり宿泊したりしながらゆったりとしたご旅行をお楽しみください。