リストランテ イル・グッショ(Ristorante Il Guscio)
サンタ・マリア・デル・カルミネ教会の近くにある
こちらのレストラン「イル・グッショ」は地元の人々からも愛される、
美味しいトラットリアのひとつです。
◆レストラン「イル・グッショ」について
このレストランが誕生したのは、1986年です。
当時、地元で人気のトリッパ専門店が現在のレストランへと生まれ変わりました。
店内は、梁がむき出しになっており、自然な色合いの木材を基調としたテーブルや椅子が並ぶ落ち着いた雰囲気の内装です。
各テーブルには、アメリカンレザーのランチョンマットがセットされています。
メニューは様々で、ランチは毎日、ディナーは3カ月ごとに変わります。
色々な種類の肉やチーズ、野菜などをベースとした料理のほか、
このレストランではシーフードもおすすめです。
市場で仕入れた新鮮な魚介類を使って作られた料理の数々は地元の人々にとても愛されています。
また、300を超えるワインを取り揃えており、その種類は豊富でトスカーナ州だけでなくイタリア全土や各国にわたります。
料理と合わせてワインを楽しめる完璧なレストランです。
◆◆メニューの一例◆◆
―前菜
◆前菜の盛り合わせ(パイの3点盛り)
※左からロビオラチーズのパイ、アスパラガスのパイ、スカモルツァとチェリートマトのクリスピーバスケット
それぞれ異なるチーズとパイ生地で作られた家庭的な前菜3点盛りです。
どれもチーズが濃厚で個性のあるテイストになっています。量は多くはないのですが、一人で食べると少しくどいかなと感じましたので、二人以上で食べることをおすすめします。
◆揚げたアーティチョークとブラータチーズのディップソース
名前の通り、揚げたアーティチョークをブラータチーズにディップして食べます。揚げ物にチーズをディップするという事で、少しこってりしているかなと思ったのですが、ブラータチーズがフレッシュでさっぱりとしているため、とても食べやすかったです。
―プリモピアット
◆ズッキーニの花と手長エビのマルタリアーティ
このレストランで最もおすすめしたいメニューの一つです。パスタは、マルタリアーティという種類で、薄く伸ばした生地を三角形やひし形状に乱切りした平たいものを使用しています。また、ソースはエビの風味が口いっぱいに広がるオイルベースのソースで、日本人の口にとっても合う一品です。
―メイン
◆フィレンツェ風ビステッカ
このビステッカは、柔らかくてとても食べやすいだけでなく、炭火焼きされていますので肉のうま味がギュッと詰まっています。また、ローズマリーが添えられていますので、飽きることなく最後まで美味しく食べることが出来ました。
◆牛肉のタリアータ ローズマリー添え
一人で行った際に、「ビステッカが食べたいのだけれど、一人だから多いですよね?」と尋ねた際にウェイターさんにおすすめしていただいた一品です。タリアータとは、「薄く切った」という意味で、ビステッカと同じくオリーブオイルとローズマリー、塩、コショウなどで味付けされています。お肉料理を少量で楽しみたい場合は、こちらの料理がおすすめです!
いかがでしたでしょうか。
中心部からは少し遠いですが、歩いていく価値のあるお店
「イル・グッショ」をご紹介しました。
一度訪れるとまた何度でも行きたくなるお店です。
あまりガイドブックにも載っていないのですが、
ファンが多いお店の一つです。
ウェイターは料理やワインの知識が豊富で、ホスピタリティ溢れる方々ばかりです。私は、3~4回ほど訪れたことがありますが、いつも丁寧かつフレンドリーな接客をしていただき、嫌な思いをした経験は一度もありません。
美味しい料理と心地よいサービスでお腹一杯になった後は、アルノ川沿いを歩きながらホテルに戻ります。アルノ川の素晴らしい景色で心がさらに満たされ、「またフィレンツェに来たい」とつい思ってしまいます。
皆さまもフィレンツェでご滞在の際はぜひ訪れてみてくださいませ!
せっかく歩いて行ったのに、満席、お店が閉まっていた…なんてことがないように、こちらのレストランは予約して行くのがおすすめです。
ご予約は、公式ホームページの予約フォームからも簡単にできますので、ぜひご利用くださいませ。
【レストラン情報】
リストランテ イル・グッショ(Ristorante Il Guscio)
公式ホームページ
住所:Via dell’Orto 49/A Firenze
電話番号:055 224421
営業時間:〔月~金:12:30~14:00、19:30~23:00〕〔土:19:30~23:00〕
定休日:日
*情報は予告なく変更となる場合がございます点、ご了承ください。