ブルズ広場の水鏡『Miroir d’eau』

景観作家ミシェル・コラジューによる「水鏡」でいまや歴史地区を代表する観光地となったブルズ広場。
水が張られた広場に美しいボルドーの夜景が映る画像を目にしたことがある方も多いと思います。
この幻想的な光景を見られるのは4月〜10月の間だけとなります。

ブルズ広場の真正面にあるLe Bistrot du Gabrielで景色を眺めながらのお食事もおすすめです。
サン・タンドレ大聖堂

サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路、別名『サンジャックの道』。
この巡礼地とされているのが11世紀に創建のサンタンドレ大聖堂です。
世界遺産の登録は『フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路』と『ボルドー歴史地区』の2つ!!
『王の門』にはサンティアゴ(聖ヤコブ)が、帆立貝がついた巾着を持った彫刻も施されています。

ボルドーの街中には巡礼の象徴である帆立貝のマークを目にすることがあります。帆立貝のマークを探しながら街歩きも楽しそうですね。
イタリアでは見かけますが、フランスでは珍しいとされる独立した鐘楼『ペイ・ベルラン塔』は上に登ることもできます。
あわせて訪れてみてください。
ボルドー大劇場(グランド・テアトル)

18世紀、ルイ16世の時代にパリで活躍していた建築家ヴィクトール・ルイのにより設計された大劇場は、細部に渡り美を追求しています。
パリのオペラ座を設計したシャルル•ガルニエもこの大劇場から多くのインスピレーションを受けたとされています。
ボルドーの街でバレエやオペラを楽しんでみてはいかがでしょうか。公演やリハーサルのない日は劇場内部の見学も可能です。
カンコンス広場

ボルドー市民の憩いの場、カンコンス広場はヨーロッパ最大の広さを誇ります。もはや広場というより公園といった規模です。
かつてはお城が建っていましたが、フランス革命を経てその象徴としてジロンド派記念碑が建てられました。
現在広場ではさまざまな催し物が行われているため、滞在中に偶然にも面白いイベントに出会えるかもしれませんね。
カンコンス広場を中心に盛り上がりを見せるボルドーの『ワイン祭り』は2年に1回の開催です。
シテ・ドゥ・ヴァン(ワイン博物館)

2017年にオープンしたワイン博物館。ワイン好きな人もそうでない人も、大人から子供まで楽しめる展示が目白押しです。
体験型の展示が多いため、見学には2時間は見ておいた方がいいでしょう。

ワインの歴史や製法、テイスティングの奥深さを学んだ後には、最上階の展望スペースでワインの試飲が待っています♪
お気に入りのワインを見つけてボルドーの素晴らしい景色を眺めながら乾杯!!
シャバン・デルマス橋とガロンヌ川周辺

2013年に開通したこの橋はヨーロッパ最大級を誇る昇降式可動橋です。
流行を取り入れた若者に人気のバカラン地区と再開発の進む最先端のバスティッド地区を結んでいて、
天気のいい日は橋のふもとガロンヌ川両岸のおしゃれなレストランやカフェのテラス席は満席になるほどです。
☆アクセス
現在パリ・モンパルナス駅ーボルドー・サンジャン駅間はTGVで約2時間。
できればボルドーに滞在をしてその魅力を味わっていただきたいのですが、パリからの日帰り旅行も夢ではありません。
ボルドー・サンジャン駅から市内まではガロンヌ川沿いをトラムが運行しているためとっても便利です。
ブルズ広場、ボルドー大劇場、カンコンス広場、さらにはシテ・ドゥ・ヴァンまで迷うことなくアクセスが可能です。
次のフランス旅行はボルドーの街をのんびり散策なんていかがでしょうか。