【レシピ紹介】特別な日のご馳走♪ラザニア

パーティーではこれがなければ始まらない!
特別な日のご馳走メニュー
イタリア人にとって、ラザニアはとっても神聖なもの。
それぞれが「我が家の味」に誇りと自信を持っていて、日曜のランチやパーティーなど特別な日に振る舞われます。
マンマのラザニアがなければ生きていけない!と豪語する人もいるほどです。
イタリア人の幸せの秘密が詰まった一品です。

材料(4人分)
●ラグーソース用
・牛ひき肉 500g
・豚ひき肉 150g
・人参、セロリ、玉ねぎ 各50〜100g
・白ワイン 250g
・トマトピューレ 300g
・オリーブオイル 大さじ1
・塩、胡椒 少々
●ラザニア用
・ラザニア用パスタ 20枚程度
・ホワイトソース 1缶
(自作する場合はバター 50g、小麦粉 50g、牛乳500cc、塩 少々)
・パルミジャーノチーズ 適量
(お好みで)モッツァレラチーズ 適量
作り方

まずはラグーソースを作ります。
1)玉ねぎ、人参、セロリを細かく刻みます。イタリアには、野菜のみじん切りに使うメッザルーナという三日月型の調理器具があり、これを使って三種の野菜を一緒に刻みます。

2)フライパンにたっぷりのオリーブオイルを入れ、刻んだ野菜を炒めます。
焦がさないよう注意しながら、10分ほど調理します。

3)ひき肉を加え、軽く塩を振って炒めます。味付けは最後に調節するのでここでは塩を入れすぎないこと。
4)ワインを加え、全体の水分が飛ぶまで炒め続けます。

5)トマトソースを加えます。水1リットルを加え、焦がさないよう注意しながら弱火で1時間ほど煮込みます。途中水分がなくなってしまったら水を足します。

6)もう一度水1リットルを加え、更に弱火で1時間煮込んで、最後に塩と胡椒少々を加えて火を止めます。(時間に余裕があれば、更に水を1リットル加えてもう一時間煮込む)

7)ベシャメルソースを用意します。市販のホワイトソースを使うと楽です。
自作する場合はバター50gと小麦粉50gをフライパンでよく練り混ぜ、そこに牛乳500mlを少しずつダマにならないように加えてなめらかなクリーム状にします。仕上げに塩で味を整えます。
8)耐熱皿にベシャメルソースを少量入れて伸ばします。

9)次にラザニア用パスタを乾燥したまま上に重ねます。(使うパスタの種類によっては、事前に水に浸しておくなどの事前準備が必要な場合もあります。必ずお手持ちのパスタの説明書きを確認してください)
10)パスタの上にベシャメルソースをのせて伸ばし、その上にラグーソースをのせて混ぜ過ぎないよう伸ばし、削ったパルメジャーノチーズをパラパラと全体にふりかけます。その上にパスタを重ね、またベシャメル、ラグーソース、パルメジャーノの順に、耐熱皿の縁にくるまで繰り返し重ねていきます。
チーズ好きなら焼く前に表面に小さく切ったモッツァレラチーズをパラパラとのせると、熱々のチーズがトロリと溶けて更に極上の味わいに。

11)200度のオーブンで25分焼きます。
美味しそうな焦げ目がついたら出来上がり。
日曜日の朝、マンマは誰よりも早起きしてコトコトとラグーソースを煮込みます。手間も時間もかかるけれど、そのぶん愛情がたっぷり詰まったラザニア。
コツはラグーソースを煮込む時に絶対に焦がさないこと!放置しても構いませんが、時々鍋を確認してかき混ぜ、水分不足にならないよう注意してください。作ったラグーソースはラザニアの他にもスパゲッティなどにも幅広く使えますよ。
(記事:佐藤モカ)