南イタリアのおもてなし マッセリアへ行こう！
南イタリアのおもてなし
マッセリアへ行こう！
アドリア海と田園の恵みがあふれるイタリアのかかと、プーリア州。
豪農のお宿「マッセリア」（masseria）がじわじわ人気を呼んでいます。
南イタリア流のおもてなしを楽しみながら、身も心もリフレッシュしてみてはいかがでしょうか？
※ページ内に表示されている①～⑦の数字はご紹介するマッセリアの番号です。ページの最後でご紹介しますのでどうぞ最後までお読みください。
「マッセリア」とは？
イタリアの中でも、かかとに位置するプーリア州のみで使用される呼称で、古い言葉「マッサーヤ」（現代イタリア語のinsieme《一緒に》）が語源です。
「マッサーロ」と呼ばれる組織を統率する人物のもと、農園が次第に一つのコミュニティーに成長していきました。
その名の通り、人々が集まり組織的な農作業を行うことにより、高品質の農産物を産出できるようになりました。
現在では文化活動の場としても活用され、地域へのクリエーティブな貢献を行っています。
田園の暮らしにふれる
農家のお屋敷を改装した宿泊施設は、ノスタルジックな雰囲気にひたれるところ（③）から…
モダンスタイル（⑦）まで多種多様です。
どちらもイタリアらしいセンスが光ります☆
こちらは昔の馬小屋を改装した大広間です。
かつて小作農たちが動物と一緒に眠り、暖をとった場所がすっきりとリノベートされ、イベントやコンサートに利用されています。（②）
地元の鉄製品とリネンを使用したベッド（⑥）や、
プーリアの工芸品をあしらったインテリア（①）で田園の暮らしを実感できるマッセリアはいかがでしょうか？
こちらのマッセリアの家具には、オーナーマダムのハンドペイントが施されています♡（⑤）
プーリアのシンボル、とんがり屋根のトゥルッリに泊まれるマッセリアもあります！（④）
高ーい天井のおかげで、夏もひんやり爽やか。
住民になったような気分で、田園暮らしを体験していただけます。
お料理好きの方には、キッチン付きのアパートメントタイプもおすすめです。（②）
田園の美食
菜園から運ばれる新鮮な野菜やフルーツ、牧場で飼育する牛さんのミルクで作るチーズなどをふんだんに使い、体の中から健康になれるお食事は、マッセリア滞在の大きな魅力のひとつです。
日本でも人気上昇中のブッラータ・チーズなど、プーリア伝統のバラエティ豊かな前菜は、これだけでお腹一杯になるほど。（②）
小麦栽培も盛んで、プーリア名物のスナック「タラッリ」やパン、もちろんパスタも美味しい！
名物のショートパスタ、オレッキエッテ。プーリア滞在中にぜひ味わってみてください。
こちらはグラーノ・アルソ(焦がし小麦)を使用した黒いオレッキエッテです。（⑤）
グラーノ・アルソはプーリア北部、フォッジャの特産品です。かつては貧しい小作農の食べ物でしたが、栄養価が高いことで見直され、現在は高級食材の仲間入りを果たしています。
またプーリア州はアドリア海に面しているので、海の幸も豊富です。こちらはタコのマリネです。（②）
シックなリストランテを併設し、シェフのお料理を堪能できるマッセリア（②）もあれば、
お料理自慢のマンマからクッキングレッスンを受けられるマッセリアもあります。（⑤）
さらにプーリアは、南イタリア料理に欠かせないオリーブオイルの一大生産地です。（③）
お食事に合わせるワインまで自家製のマッセリア。（④）
プーリア州では、赤ワイン用のプリミティーヴォやネグロアマーロ、白ワイン用のフィアーノなどが多く栽培されています。
食後のデザートも、スイートリコッタと、果樹園で収穫したマンダリーノ(柑橘類の一種)を組み合わせてヘルシーに。（③）
オリーブオイル、ジャム、果実酒などを製造販売しているマッセリアもあり、グルメなお土産をお求めいただけます♡（③）
農場見学＆収穫体験
やさしいお目々の牛さん。（①）
伝統種ポドリコ牛のミルクは栄養価が高く、カチョカバッロ・チーズの原料になります。
宿泊者に果樹園を開放し、プルーンやサクランボ、イチジクなど、季節のフルーツ狩りを楽しみ、その場で食べられるマッセリアもあります♪（④・⑤）
人なつっこいワンコとたわむれるひととき♡（①・⑦）
リゾートライフ
大都会の喧騒から遠く離れ、ビーチと美食に恵まれたプーリアは、フランスのマクロン大統領やマドンナなど、欧米のセレブたちのバカンス地としても高い人気です。
敷地内のプールで、爽やかな田園風景を楽しみながらひと泳ぎできるところも。（②）
砂浜風のプールサイドがおしゃれです。（④）
また、近隣のビーチまで送迎サービスを行っているマッセリアもあります。
近郊の世界遺産へ
イタリアを訪れたからには、世界遺産の見学も楽しみたいですね！
銀灰色のオリーブ林が広がり、白いトゥルッリが点在する田園をドライブしながら、絵本のような街並みが続くアルベロベッロ、迫力あるサッシ(洞窟住居)が連なるマテーラ、8角形尽くしのミステリアスなお城、カステル・デル・モンテへ足を延ばしてみてはいかがでしょうか？
多くのマッセリアで、専用車エクスカーションを用意しています。
マッセリア滞在の注意点
・田園地帯のど真ん中にあるので、公共交通でのアクセスは不便なところが多いです。レンタカーを利用するか、専用車の手配をおすすめします。
・虫よけやかゆみ止めを持参しましょう。
このページでご紹介したマッセリア
①マッセリア・ピラーノ
②ボルゴ・ヴァッレ・リータ
③マッセリア・イル・フラントイオ
④マッセリア・トリチェッラ
⑤マッセリア・モンテパオロ
⑥マッセリア・ラーマ・サン・ジョルジョ
⑦マッセリア・トッレ・ディ・ネッビア
マッセリアのご滞在はオーダーメイドの手配を承ります。お気軽にお問い合わせください。