山の黄金 ポルチーニ茸
我が家自慢の家庭料理

食文化豊かなイタリア中部のトスカーナ地方で
味わいたい食材の一つにポルチーニ茸があります。
主に夏前か秋の季節限定の貴重品。イタリア
中部で取れる茸は香りよく美味しいと評判で
値段も高めです。希少価値ある生のポルチーニを
家庭では冷凍保存します。その工夫やその後
どのように食するか、我が義母の考案した
イタリアの家ご飯驚きのレシピをご紹介します。

 

これは長年家庭を守ってきたイタリアママの知恵が産み出した、食材の組み合わせが絶妙なレシピなのです。確かに普通レストランなどではでこのような食べ方を見かけることはまずないのではないでしょうか。材料として必要なのはこの3つ、ポルチーニ茸、生ハム、そしてなんと、スライスチーズです。

【材料】
・フレッシュなポルチーニ茸をスライスして冷凍したもの
・生ハム できれば塩気のきいたタイプ
・スライスチーズ
・バター少々
※それぞれの材料の量は決まっていませんが、今日はスライスされたポルチーニを20枚程度使います。

はじめに大事に冷凍保存しておいたポルチーニ茸を少しずつ解凍させていきます。新鮮なポルチーニ茸を多めに手に入れることができた時は、冷凍保存しておくと長期間ポルチーニを楽しめます。このレシピは特に解凍したものを利用するのがコツです。解凍したポルチーニ茸を使うことで、適度な茸風味の水分が料理全体にまわり、調理過程でこの一品をさらに美味しくしてくれますし、オーブンで焼いてもカラカラにならずジューシーに仕上がります。

また、どんな生ハムを使うかも大切。フィレンツェの食材と長年付き合ってきたレシピ考案者曰く、トスカーナの塩気の強い生ハムの方が、少しマイルドなタイプより合うんだそうです。
厚みも食感に関わる大切な部分。薄くスライスしてあるのが良いです。イタリア人はハムのスライス加減にこだわりを持っている人が多いです。

まずは耐熱皿によくバターを塗ります。その上に正方形のスライスチーズを長く4等分したものを数枚おきます。その上に茸を何枚かおきます。そして生ハムを2切れほど。これを何度か繰り返します。我が家ではキノコのラザーニャと呼んでいます。

一番上には生ハムを置いてください。その上にバターを何かけかのせます。これにより、オーブンで焼く際に表面がカラカラになるのを多少防げます。180度に熱しておいたオーブンで約25分調理。この際に最後の10分程度は耐熱器をアルミ箔などで覆うと上方部の生ハムが乾燥しすぎるのを防げるでしょう。

以上で終了!とても簡単です。
この料理はなかなか濃厚なため、ほんの一口いただくくらいがちょうどいいです。前菜の一品にお勧めです。
トスカーナで暮らすように滞在する。住む家にキッチンがあり、日々市場に買い物に行ける。そんな折には是非試して見てください。

(記事:まつこ)

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