直訳すると『口に飛び込んでくる』と呼ばれる
サルティンボッカ・アッラ・ロマーナ。
その名の通りパクパク食べられるこのお料理は、
シンプルな材料で素早く出来て
これを食べたことのないイタリア人はいないと断言できるくらい
大人も子供も大好きなローマ家庭料理に欠かせない一品です。
■材料（4人分）
仔牛のスライス 8枚
肉と同じサイズの生ハム 8枚
セージ 8枚
バター 50ｇ(お肉を焼くとき30ｇ、ソースを作る時20ｇ)
塩 適宜
胡椒 適宜
白ワイン 適宜
下準備 約15分
調理時間 約10分
※仔牛が手に入らない時は、生姜焼き用豚肉や、牛肉で代用してください。
■作り方
お肉は軽くたたき、筋などはきれいに取り除きます。
その上に生ハムとセージの葉をのせ、爪楊枝で止めます
軽く温めたフライパンにバターを入れ、溶けて熱くなったらお肉を片面ずつ焼きます。
焼きながら白ワイン、塩コショウなど適宜に入れます。
焼きあがったお肉を取り上げたあと、フライパンにバターとお水を少量加えソースを作ります。
そのソースをかけて温かいうちに…ボナペティート(召し上がれ)！
今回は塩味が少し強い生ハムを使ったので、お塩は足しませんでしたが、塩コショウはお好みで食べる時に足しても良いかもしれません。お肉に火を通しすぎると生ハムやお肉が固くなるので、焼き具合には気をつけてください。
ローマでは小麦粉を使わないサルティンボッカですが、マルケ州では、バターの代わりにオリーブオイルそして軽く小麦をはたいて焼く調理法だそうです。
御飯やお酒のお供に、短時間で出来るサルティンボッカ アッラ ロマーナを是非ご家庭でもお試しください。
（記事：LeMuse-JapanItaly）
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