アルベルゴ・ディフーゾ

アルベルゴ・ディフーゾ (Alberghi Diffusi)

村の広場は“ロビー”、通りは“廊下”、そして、建ち並ぶ家々が“客室”
村全体がおもてなし空間、というのがアルベルゴ・ディフーゾのコンセプト


アルベルゴ・ディフーゾ(Alberghi Diffusi)とは

1980年代初めにGiancarlo Dall’Ara教授が提唱した、廃村の危機にあるイタリアの小さな美しい村々に”再び息吹を”という伝統集落再生の試み。数世紀に渡り、主のいなかった邸宅や住居などを、村の伝統やその歴史的背景に惹かれたオーナー自らが意匠に関わり”ホテル”として蘇らせています。
(※”Alberghi”は”ホテル“、”Diffusi”は“分散・拡散した“を意味します。“Alberghi Diffusi”は、『分散型ホテル』と訳されます。手作りのサービスでありながら、”ホテル”として認可を得、ホテルクオリティーのサービスを提供しています。)サルデーニャ島での1軒目を皮切りとし、共鳴するホテルがイタリア・ヨーロッパ各地に広がり、現在、加盟ホテル数は約150軒。
オーナー独自の温かなおもてなしと、村人たちとのふれあい・飾らない日常の共有が魅力です。

◆Associazione Nazionale Alberghi Diffusi(“アルベルゴ・ディフーゾ協会“公式HP)
http://www.alberghidiffusi.it

Giancarlo Dall’ara/Presidente associazione nazionale-alberghi diffusi
(アルベルゴ・ディフーゾ協会 ジャンカルロ・ダッラーラ会長)

村全体がホスピタリティー空間

『村の広場は“ロビー”、通りは“廊下”、そして、建ち並ぶ家々が“客室”』とは、Giancarlo Dall’Ara教授の言葉。村全体がおもてなし空間、というのが、アルベルゴ・ディフーゾのコンセプトです。村の中に分散されたロビーやレストラン/BARなどのホテル施設を渡り歩くうちに、私たちも自然とその村の中に溶け込んでいることに気がつかされます。
“アルベルゴ・ディフーゾ”を訪れるならば、ぜひ、ノープランで赴き、2〜3日のんびり過ごされてみてはいかがでしょう。村に入って自らの感性を研ぎ澄まし、その雰囲気や風土をじっくり味わえば、出会う人とのコミュニケーション次第でアイテナリーがいかようにも広がります。
お料理が好きな方ならば、地元ならではの珍しい粉を使ったパスタをおしえてもらったり、写真やスケッチが好きな方なら、「ほどなく行けば絶景ポイントがあるよ」、「あそこのご主人も絵画好きだ」などと声をかけてもらったり、さっき出会った村人に10分後にまた出くわして、なぜか一緒に地元のハーブを摘みに行くことになったり…歩き疲れて、ホテルに戻れば、居合わせた他の宿泊客皆との和やかな夕食が待っていたり、と。
ガイドブックには載ることのない些細な日常、でもそれが、かけがえのない思い出として心に残ることでしょう。

個性さまざま各アルベルゴ・ディフーゾ

どんな建物を利用して、どんな風に村の中に存在しているか、から、滞在中にどんなサービスが提供されるか、まで、 各アルベルゴ・ディフーゾ(以後、“AD“)は、千差万別です。
例えば、人口10人にも満たないとある小さな集落で、180度の絶景に囲まれているADがあったり、人口1,200人ほどの村に、村人全員と知り合いの名物ADオーナーがいたり、料理やアートに長けたADオーナーが、自らのADを文化サロンのように展開していたり…と、訪れた分だけ、各オーナーの個性や想いが反映された素敵なADに出会えます。
アルベルゴ・ディフーゾの基本精神の一つに”持続可能なツーリズム”というものがあります。”何も新たにつくらない”、”(もとから)あるものの良さを再認識する”。そしてそこから始まる村人と旅人の交流。
オーナー自身が、自分らしさを発揮しながら楽しく自由に取り組む、というのも持続の秘訣なのかもしれません。
本ページでは、現在のところ、弊社のインタビューにこたえてくれた29軒のADをご紹介しています。
ですが、イタリア全土、他のADももちろんお手配可能です。どうぞお気軽にご相談ください。
自分だけの小さな村を訪れる旅、してみませんか?

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01.AD ソット・レ・ステッレ(ラツィオ州)AD Sotto le Stelle (LAZIO)

ローマから足を伸ばしてリラックスできる時間に浸れます

ローマから東へ進むこと120km、目の前に突如、その美しい山間の村、ピチニスコ(Picinisco)は現れます。村の大部分は、アブルッツォ・ラッツィオ・モリーゼ州l国立公園の一部で、村の中心広場からは、息を呑む美しい渓谷の風景がのぞめます。"真のイタリアン・ホスピタリティー"と”調和”をフィロソフィーとして2012年に誕生したこの小さなADでは、国立公園内のガイド付きノルディック・ウォーキングや、土地ならではの味覚体験、宗教や文化にまつわる見学など、様々なアクティビティが楽しめます。ちなみに、2017年に生誕1,000年を迎えたピチニスコ村。現在は、次の1,000年に向けての歩みを進めています。
アルベルゴ・ディフーゾ協会加盟ホテルとしての開業:2012年


02.AD サント・ステファノ・ディ・セッサニオ(アブルッツォ州)AD Santo Stefano di Sessanio (ABRUZZO)

ラグジュアリーな小さな村の贅沢なおもてなし

カラーショ城塞をのぞむグラン・サッソ(アブルッツォ州アペニン山脈の山岳地帯)に長き渡り放置されてきたサント・ステファノ・ディ・セッサニオ集落を、ある日、現オーナーのDaniele Kihlgren氏が偶然に訪れました。ピエモンテ州から南イタリアまで多くの植民支配を受けた歴史と、そのけがれない土地の美しさに感動し、1999年に古い屋敷を購入し、その後、6年の歳月をかけて、中世の文化・生活の営みが感じられる宿泊施設として蘇らせました。
アルベルゴ・ディフーゾ協会加盟ホテルとしての開業:2005年


03.AD レ・グロッタ・デッラ・チヴィリタ(バジリカータ州)AD Le Grotte della Civita (BASILICATA)

心に残る世界遺産マテーラでの滞在

サント・ステファノ・ディ・セッサニオのオーナーが手がけた2軒目のAD。貧困を背景に持ち、イタリアの表舞台から隠れるように歩んできたマテーラの歴史は、1993年の世界遺産登録、2019年の「欧州文化首都」への選定を経て、現在は、貴重なイタリアの歴史を物語る文化遺産の代表となりました。全20室からなる洞窟ホテルは、かつて人々の集いの場であった洞窟教会を当時と同じようにパブリック・スペースとして据え、応接間として新たに現代の人々の交流・憩いの場となっています。
アルベルゴ・ディフーゾ協会加盟ホテルとしての開業:2009年


04.AD ポッジョ・アッラ・ロッカ(トスカーナ州)AD Poggio alla Rocca (TOSCANA)

トスカーナの食材と絶景を楽しむ

世界遺産オルチャ渓谷とワイン産地として名高いモンタルチーノを見晴らす180度パノラマの高台に、水もなく暖の術もなかった中世の建物が、1999年から11年の歳月をかけての修復によりホテルとして蘇りました。修復はは困難を極めましたが、古き良きトスカーナの文化の保持・再現をテーマに、全5棟のアパートメントとして運営されています。オーナーは、都心ローマでのキャリアを捨て、この地を終の棲家として選んだ、ワイン・ソムリエで芸術好きなご主人と、料理が得意な奥様。温かで朗らかな二人の家庭的なおもてなしが、当ADの何よりの魅力です。
アルベルゴ・ディフーゾ協会加盟ホテルとしての開業:2016 年(※宿泊施設としては、2010年から営業)


05.AD ロカンダ・デッリ・エルフィ(ピエモンテ州)AD Locanda degli Elfi (PIEMONTE)

アクティビティが充実した山の小さな村

東京・NY・ロンドン・フランクフルトと、かつて世界中を渡り歩いていたオーナーは、ある日、自らの原点となる生まれ故郷ピエモンテ州で、家族と共に暮らしていくことを決めます。2004年、幼い頃に父親と頻繁にハイキングに出かけていたMaira(マイラ)渓谷で、古い羊飼いの山小屋を見つけ、こちらを購入。客室7室+アパートメント2室の宿泊施設として生まれ変わらせました。ADのテーマは、『ピエモンテの山々への愛情と誇り』。地元産の食材と土地特有のパン焼き釜から作られる郷土料理と、自慢のワインセラーに並ぶ100種ほどの地元ランゲ産バローロ、バルバレスコ、バルベーラ。伝統ダンス体験ができるという変わったアクティビティもついています。雄々しい山々への”愛情と誇り”を感じに、是非お出かけになってみてください。
アルベルゴ・ディフーゾ協会加盟ホテルとしての開業:2011年(※ピエモンテ州の法律上での正式認可は、2015年)


06.AD アル・ヴェッキオ・コンヴェント(エミリア=ロマーニャ州)AD Al Vecchio Convento (EMILIA ROMAGNA)

トリュフハンティングやパン作りなどトスカーナを十分味わえる

元々ここは、フィレンツェのとある貴族一族が所有する家で、もう50年以上も住み手がいなかったこの屋敷に、1981年、現オーナーが出会い、購入したものでした。そこから、放置されていた家具や装飾品の修復を一点一点丁寧に修復を行い、1997年に宿泊施設としてオープン。敷地の中には、1300年代の修道院に遡るワイナリーもあり、当時の空気が感じられます。ホテルを経営するのは、元気いっぱいな名物女将とご主人、そして二人の息子さん。飾らない温かなおもてなしで、季節に応じて、トリュフ体験やトレッキング、ワイナリーやオリーブオイルの搾油所訪問などもアレンジしてくれます。
アルベルゴ・ディフーゾ協会加盟ホテルとしての開業:2007年


07.AD ロカンダ・セニオ(トスカーナ州)AD Locanda Senio (TOSCANA)

自然の中で過ごすトスカーナの村

新婚間もない夫妻には、「人生こう生きたい」という2つの理想がありました。1つは、生活の質が良い場所で暮らすこと、もう1つは自分たちの思うおもてなしを生業とできる生き方でした。そして、結婚5年後の1985年、夫妻は1軒のトラットリアを購入。バスルームが一切ない12室を4年かけて6室とアパートメント1軒に改装しました。そしてその2年後には、さらに2室を購入。これが後にADとなりました。アルベルゴ・ディフーゾの精神そのもののようなご主人は、アルベルゴ・ディフーゾ協会の現副会長。ひかえめな奥様は、珍しい郷土料理で華を添えてくれます。レトロなかつての保養地パラッツオーロ・スル・セーニオ (Palazzuolo Sul Senio)村を舞台に、夫妻は常に旅人と共に村に生きることを楽しみ、その熱い情熱で人生を楽しんでいます。
アルベルゴ・ディフーゾ協会加盟ホテルとしての開業:2004年


08.AD イル・マンドルロ(サルデーニャ州)AD Il Mandorlo (SARDEGNA)

若者たちが蘇らせたサルデーニャ島でもっとも小さな村

人口84人。サルデーニャ島で最も小さな自治体として知られるバラーディリ(Baradili)村。有志の若者たちは、時間の合間を縫っては、地域の再生活動に勤しんでいました。ある日、若者たちは、村から2kmほどのところに、長きにわたり放置され閉鎖された1800年代の廃墟を見つけます。そしてほどなくして、”伝統の再生”をモットーとするADの哲学に出会い、深く共鳴。廃墟は、2014年、客室8室と2棟のアパートメントという石造りのホスピタリティ空間として生まれ変わりました。ADの名”Mandorlo”は、土地の特産、アーモンドを指します。毎年9月に行われるアーモンドの収穫祭に向けて、本ADを訪れてみてはいかがでしょうか。
アルベルゴ・ディフーゾ協会加盟ホテルとしての開業:2014年


09.AD ボルゴ・デイ・グレーチ(カラブリア州)AD Borgo dei Greci (CALABRIA)

アットホームな落ち着いた小さな村

ヨーロッパ最大の国立公園であり世界遺産でもあるポッリーノ国立公園の玄関口(ティレニア海から内地に11km、標高400mの山間)に、その小さな村ブオンヴィチーノ(Buonvicino)はあります。1,200年代に生まれ、数々の歴史の変遷をたどってきたその村の歴史は、AD名の”ギリシア人の村(Borgo dei Greci)”からもうかがえます。(かつてこの地はギリシア正教普及の中心地でした。)オーナーは、ADの精神に共鳴し、元々大地主の家であった村の中心部に放置されていた屋敷を購入して、わずか10ヶ月ですべてを整え、全16室のADとしてオープンしました。「ADと村の一番の魅力はなんですか」と尋ねると、「渓谷の静けさと、食事どきに村の狭い路地を漂う各家庭からの料理の匂い、そして、ミサを告げる小さな教会の鐘の音でしょうか」と。なんと贅沢なひとときでしょうか。
アルベルゴ・ディフーゾ協会加盟ホテルとしての開業:2016年


10.AD ヴィッラ・アスフォデリ(サルデーニャ州)AD Villa Asfodeli (SARDEGNA)

海と山のアクティビティが充実した滞在

もともとその屋敷は、1920年のファシズム政権下、とある医師の館として建てられました。現オーナーは、20年前、ミラノの観光見本市で出会ったADの精神に強く惹かれ、2007年にこの屋敷を購入しました。「ADを始めるにあたって、唯一持ち合わせていなければならないのは、土地への深い愛情と培われた文化への敬意」と熱く語るオーナーは、かつての建物の主に敬意をはらい、当時のものをできるかぎりそのまま残した形で修復しています。当ADは、サルデーニャ島屈指の美しい海辺の街、ボーサ郊外に位置し、愛らしい”サイクルホテル”としても知られています。爽やかな風を感じながらの島巡りをぜひ楽しんでみてください。
アルベルゴ・ディフーゾ協会加盟ホテルとしての開業:2007年


11.AD カーザ・オリヴァ(マルケ州)AD Casa Oliva (MARCHE)

お洒落なお部屋と地元の料理が味わえます

村の名は、バルニ(Bargni)。1613年に生まれた中世の立派な城砦都市です。「かつて、私のおばあちゃん、Oliva家の4姉妹が暮らしていた家が1980年代に修復が行われて、ADのホテルになったのよ」と語る、現オーナーの孫娘。ADとの出会いは、1980年代にオーナーの父がジャンカルロ・ダッラーラ会長と出会い、同じ精神を共有したことからでした。修復は、村を巻き込んでの一大事だったそうで、村人たちの協力のもと初めて宿泊施設として生まれたのが89年のこと。その後、さらに他の屋敷も修復が行われ、現在、村の約60~70%の屋敷が、”AD Casa Oliva(Oliva家のAD)”として営まれています。レストランやスパ施設を備えた大自然の中に建つADで、日常の喧騒から離れ、存分に羽を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
アルベルゴ・ディフーゾ協会加盟ホテルとしての開業:2007年頃


12.AD ロカンダ・デル・プレーテ(ウンブリア州)AD di campagna Locanda del Prete (UMBRIA)

SPAやシガーバーなどリーゾート気分


13.AD レジデンツァ・デポカ・ラ・カステッラーナ (ラツィオ州)AD Residenza d'Epoca la Castellana (LAZIO)

良質の石が育んだ小さな村。ここでしか食べられない野菜とオーナーのホスピタリティーを求めて

ローマとナポリの間ほどにある、人口2,000人ほどのラツィオ州サン・ドナート・ヴァル・ディ・コミーノ(San Donato Val di Comino)村。村を象徴する最たるものとしては、良質の石と石職人たちにより作り上げられたその建物です。村中の建物がその石でできていると言っても過言ではなく、イタリア初のベネディクト会修道院モンテ・カッシーノを築いたことでも知られています。オーナーがここをアルベルゴ・ディフーゾにしようと決めたのは、2017年のこと。もともとこの村の中に持っていた朽ち果てたアパートメント数軒を、「この村でしかできないおもてなしの施設にしたい」と思い立ってのことでした。客室はすべてアパートメントタイプで、レストランは併設されていませんが、近隣のレストランと助け合いながらお客様をもてなしています。界隈の自慢の食材は、香り高いトリュフとポルチーニ茸、豊富な種類のチーズとサラミ、そして珍しいところでは、Cannellini di Atinaというこのエリア特有のDOP白いんげん豆と、Orapiというたんぱく質が豊富なこのエリアでしか取れない山ほうれん草。サン・ドナート村を心から愛するオーナーが皆さまをお待ちしています。
アルベルゴ・ディフーゾ協会加盟ホテルとしての開業:2017年


14.AD シクリ(シチリア州)AD Scicli (SICILIA)

シチリア島南部の村で過ごす特別な時間

AD “Sicicli”は、語りつくせいない郷土愛から、2012年に生まれました。シクリ(Scicli)は、【世界遺産】”ヴァル・ディ・ノートの後期バロック様式の都市景観群(シチリア島南東部)”に登録されてる8つの町のうちのひとつで、そのADの客室は、”何も新たにつくらない”のADの精神に則り、バロック様式の貴族の館や、ダムーゾ(Dammuso)と呼ばれる南イタリアの島々特有の石造りの伝統住居などが修復されてできています。ADの自慢は、新鮮な地元食材だけで作られている朝食。太陽をたっぷり浴びた果物や野菜、豊穣の大地シチリアで作られたチーズやサラミなどを、一日の始まりに是非たっぷりとお召し上がりください。旧市街の散策や近隣のワイナリー、海などへのエクスカーションをお楽しみいただいた後は、併設されたバー”Café Art Gallery”にて、現代アートを鑑賞しながらのアペリティーボはいかがでしょう。「何もない、辿り着くのに難儀な小さな田舎町ですが、ここにはすべてがあるんです。」と、オーナー。村の魅力をたっぷり五感でお楽しみいただきたいADです。
アルベルゴ・ディフーゾ協会加盟ホテルとしての開業:2012年


15.AD イル・ボルゴ・デイ・コルスィ・ホリデー・ハウス(トスカーナ州)AD Il Borgo Dei Corsi Holiday House(TOSCANA)

伝統石材で造られた家々と道が織り成す“美しい村”の風景

トスカーナ州アレッツォ県にある人口800人ほどのラッジョーロ村(Raggiolo)は、“イタリアの最も美しい村”加盟村のひとつ。
伝統石材でできた家並みの中に繰り広げられる村の往来は、車両の通行が不可能なため徒歩のみです。この村で生まれ育ったオーナーはADの精神に出会い「まさにこれこそが自分たちが考えていたこと」と共鳴して家族でADを営むことに決めました。2年の歳月をかけて伝統的な風情が感じられる村の空き家を購入し、郷土料理が楽しめるレストランを備えた10室のアパートメントに生まれ変わらせました。かつてから村の大切な食糧であった栗をメインテーマとしたエコミュージアム(※)では、村がこれまで歩んできた歴史と周辺の魅力を存分に感じられます。様々な文化イベントが豊富な夏に訪れることをお勧めしたいADです。
アルベルゴ・ディフーゾ協会加盟ホテルとしての開業:2005年
※住民の参加によって、その地域で受け継がれてきた自然や文化、生活様式を含めた環境を、総体として永続的な方法で研究・保存・展示・活用していくという考え方、またその実践。


16.AD フォルガリア・モンテ・プラト(フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州)AD Forgaria MontePrat (Ospitalità Diffusa) (FRIULI VENEZIA GIULIA)

アットホームな落ち着いた小さな村

プラト(Prat)山の高原地帯に位置するこのADは、大自然を満喫できる夏、冬のバカンスにうってつけの全21軒のアパートメントから成っており、建物はすべて、土地の石で造られているのがこだわりです。我が家にいるような居心地の良さがコンセプトのこの家は、「どうしたら、もっと私たちの土地の良さをわかっていただけるだろうか」が一番の関心事。素朴で自然なスタイルからは、心からのホスピタリティが感じられます。ご滞在コーディネート、お気軽にご相談ください。
アルベルゴ・ディフーゾ協会加盟ホテルとしての開業:2003年


17.AD トッレ・ソーカ(ロンバルディア州)AD Torre Soca (LOMBARDIA)

湖畔に佇む“イタリアの最も美しい村”で静かな時間が流れます

オーナー一家は、この地で生まれた夫妻。AD”Torre Soca”は、夫妻にとって、生まれ故郷への愛から生まれたまさに夢の実現でした。ローヴェレ(Lovere)というその村は、イゼオ湖の北岸に位置する“イタリアの最も美しい村“の一つで、夫妻曰く、人々から忘れ去られた自然の”美しさ“と”野趣“、”静けさ“がその魅力なのだそうです。朝食は、村の歴史的BAR、”Giù al Bar”で村人たちと一緒にお召し上がりください。ホテルというよりは、“家”の居心地を楽しんでいただきたいコンセプトの宿です。2016年には、ブルガリア人アーティストの手により完成した浮き桟橋“The Floating Piers”が脚光を浴びました。
アルベルゴ・ディフーゾ協会加盟ホテルとしての開業:2013年


18.AD カント・デル・マッジョ(トスカーナ州)AD Canto del Maggio (TOSCANA)

アットホームな落ち着いた小さな村

1990年まで廃村同様に人が住まな放置されていたトスカーナ州の山頂と高原の間に佇む小さな村、ペンナ・アルタ(Penna Alta)。そこに現オーナーが、土地の味覚が味わえるレストランを1991年に開業し、息吹をもたらしました。その翌年にはさらに数軒の家を購入して改装に着手し、1993年には、初めてイタリア・ヨーロッパ各地からのお客様を宿泊施設としておもてなし始めます。ADに加盟したのは、その精神・哲学が、まさにこれまで自らが歩んできた道のりと合致していると感じたから。「貴重な歴史を担った村を廃村から守り、そこに再び息吹と活力を、そして、訪れる方に土地の本物の味覚・伝統・ホタリティーを感じて欲しいわ。」と熱く語るオーナー。美しい山々と谷間の絶景を望むプールが自慢なのだそう。都会の喧騒を離れ、本物のトスカーナ・ライフを体験しに出かけてみませんか?
アルベルゴ・ディフーゾ協会加盟ホテルとしての開業:2010年(宿泊施設としての開業は、1993年)


19.AD ラ・ロッカ(エミリア=ロマーニャ州)AD La Rocca (EMILIA ROMAGNA)

絵に描いたような小さな村の滞在

1800年代の後半からすでに4世代にわたってオステリア、トラットリア、ペンションと、人々をおもてなしし続けてきたValgimigliファミリーの現当主が、ADのオーナーにあたります。ADのコンセプトの中でとりわけオーナーが感銘を受けたのは、“村と生きる/村に生きる”でした。「ここにお泊りいただくお客様には、宿泊施設の中だけではなく、村のワイン農家や野菜農家、チーズ工房や、自転車レンタル屋さん、靴屋さん、そして何よりも村に生きる村人たちと楽しんでいただきたいと思っています」と語るオーナー。2016年に完全リニューアルされた広大な敷地には、レストランや、絶景が望めるリラックススペース(SPAや、サウナなど)もオープンしました。
アルベルゴ・ディフーゾ協会加盟ホテルとしての開業:2016年(宿泊施設としての本格開業は、1980年代から)


20.AD ルレ・デル・マーロ(リグーリア州)AD Relais del Maro (LIGURIA)

大人数での滞在でも楽しめます

リグーリア州の海岸エリアから15kmほど内陸に入ったところに、あるAD Relais del Maro。土地の名士でもあったBorgomaro家の敷地が、代々それを受け継いだ家族たちの手によって、1800年代の初頭から宿泊施設として使われるようになり、現在、母なる家(母屋)、村の家、干草小屋の3棟からなるモダンな宿泊施設に生まれ変わりました。一族と土地への愛情から、建物に使われているのは、この土地の素材と技法。「使われている石一つ一つに物語があるのです」と、オーナーは話します。朝食はこだわりのオーガニック・ブレックファストで、ミラノに本部のあるEco World Hotelのチェーンホテルにも加盟。環境に配慮した運営やおもてなしを実践しています。
アルベルゴ・ディフーゾ協会加盟ホテルとしての開業:2012年


21.AD ラ・ピアーナ・デイ・ムリーニ(モリーゼ州)AD La Piana dei Mulini (MOLISE)

贅沢な滞在と食事を楽しめます

もともとは、水車小屋や羊毛の染色場として使われていた1700年代の終わりに建てられた総石造りの建物に端を発するAD。
2002年に初めて宿泊施設としてオープンし、2006年にADの理念に出会ったオーナーが、(これまでどんな宿泊施設の協会にも属したことはありませんでしたが、)心惹かれてADとなりました。こちらの客室は、イタリア旅行協会(Touring Club Italiano)のイタリア式客室部門で2011年に金賞を受賞し、ADが建つ雄大な美しい大地は、2016年に”La Reppubblica”誌により、イタリア国内の結婚式を催すにふさわしい土地ベスト20に選ばれています。豊かな大地では、スポーツや食、様々なアクティビティが可能で、カヌー、ハイキング、パン工房、オリーブオイル工房、トリュフ狩り、考古学遺跡見学・・・と多彩な楽しみ方が可能です。
アルベルゴ・ディフーゾ協会加盟ホテルとしての開業:2007 年(※宿泊施設としては、2002年から営業)


22.AD イル・ボルゴ・オスピターレ(バジリカータ州)AD Il Borgo Ospitale (BASILICATA)

素晴らしい景色とゲストとガストロノミーが味わえます

バジリカータ州の小さな村、サン・キリコ・ラパッロ(San Chirico Raparo)の頂上にあたる部分に、オリジナルの建物を出来る限り活かして営まれているAD“Villa RosaMaria”はあります。その立地の特徴から”小さな塔(La Torretta) ”と呼ばれ、愛らしい村の息吹をそのままに感じていただきたいというオーナーの想いからADへの加盟が2014年になされました。
アルベルゴ・ディフーゾ協会加盟ホテルとしての開業:2014年


23.AD カステッロ・ディ・プロチェーノ(ラツィオ州)AD Castello di Proceno (LAZIO)

400年前にシエナから移住してきた印刷業を営む一族の住まいが起源となっているAD

あらゆるものの保存・保管状態が良く、まるでミュージアムの中に滞在しているかのようなAD。お部屋のデザイン・食事は、すべてオーナー夫妻による手作りで、1989年から2001年までの12年の歳月をかけて作られた真心と温かみを感じます。宿泊施設としても食事場所としてもミシュランガイドに掲載され(夕食は、地元食材を用いたMenu Degustazione (ワインとのマリアージュコース))、素晴らしいサービスが受けられます。また、オーナー所有のお城にも数世紀に渡る年代物の品々が並び、ここではコンサートなどのイベントが開催されることも。建物そのものは、1925年に国の歴史的建造物に指定。“村に生きる”アルベルゴ・ディフーゾの精神に惹かれ、2010年からアルベルゴ・ディフーゾになりました。
アルベルゴ・ディフーゾ協会加盟ホテルとしての開業:2010年


24.AD ボルゴ・ディ・カステルヴェーテレ(カンパニア州)AD Borgo di Castelvetere (CAMPANIA)

手つかずの伝統と秀逸な地元ワインが魅力の自治体が先導して生まれたAD

かつて雑多な家屋の集合体であった建物群を カステルヴェーテレ・ディ・カローレ(Castelvetere Sul Calore)の自治体が買い上げ、修復に着手したことに始まるAD。現オーナーは、アルベルゴ・ディフーゾという宿泊形態が、最もこの土地や施設を良く味わっていただける方法と強く確信し、2013年に全13室を備えたADとなりました。城壁に囲まれた村“Borgo(ボルゴ)”の魅力をリラックスした環境の中、存分に味わっていただきたい、というのが、オーナーの願い。また、手つかずに残る当時からの伝統や、人と人との繋がり、土地の秀逸なDOCGワイン “Greco di Tufo”、 “Fiano di Avellino”、“Taurasi”もこの地を訪れる際の楽しみのひとつとなります。
アルベルゴ・ディフーゾ協会加盟ホテルとしての開業:2013年


25.AD クリスポルティ(ラツィオ州)AD Crispolti (LAZIO)

ベルギー出身の建築家集団が手がける孤高の村の洗練された空間

ラツィオ州の小さな集落ラブロ(Labro)。ベルギー人の建築家であるオーナーがその美しさやロマンティックな風景に心惹かれ、1969年に集落全体の改装に着手しました。(孤高の村からは、ピエーディルーコ湖の美しい絶景が望めます。)村の外観をそのままにとどめたまま、デザインセンスに溢れた素敵な空間に生まれ変わらせるまでに、幾年もの歳月を費やし、家族でこの地に移住したのが、1981年のことでした。アルベルゴ・ディフーゾに出会ったのは、友人の論文を介して、そのツーリズムの精神に惹かれてのこと。全8室のリーゾナブルな通常客室と4室の広々とした遊び心溢れるアパートメント4室からなるAD。ロマンティックな集落では、結婚式も行われます。
アルベルゴ・ディフーゾ協会加盟ホテルとしての開業:2012年


26.AD アンティカ・ディモラ・デル・グロッチョーネ(サルデーニャ州)AD Antica Dimora del Gruccione (SARDEGNA)

生まれた土地への愛情を家族で連綿と受け継ぐAD

現オーナーの母方の曽祖父の住まいであった18世紀の伝統家屋を母屋としてとりまく3つの建物から成り立つAD。暖房器具や衛生設備などの現代コンフォートを除けば、当時の面影がそのまま残り、栗の木の梁や、年代物の暖炉や家具が石を基調とした建物の中にしつらえられています。ADとなったのは、ごく自然な成り行きで、オーナーはその幼少時代をミラノやローマなどの大都市で過ごしたものの、一族が暮らしてきたこの家やそこでの思い出、土地への愛情が薄れることはありませんでした。アルベルゴ・ディフーゾになったのは、2002年のこと。そして今は、それを先々の代へと受け継ぐこと、価値を共有出来る旅人と出会うことに喜びを感じています。現在は、娘さんの代にも受け継がれているAD運営。当ADでは、サルデーニャの伝統お料理コースも楽しめます。
アルベルゴ・ディフーゾ協会加盟ホテルとしての開業:2002年


27.AD モンテパガーノ1137(アブルッツォ州)AD Montepagano1137 (ABRUZZO)

ミシュラン1つ星レストランを備える初の“リストランテ・ディフーゾ”

実は、一般的に美食が堪能できるお宿が多いアルベルゴ・ディフーゾ。その中でもここは、“リストランテ・ディフーゾ(※)”という新たなカテゴリーに初めて認定されたミシュラン1つ星レストラン『D.One』を備えるADです。アブルッツォ州のかつての要塞の村モンテパガーノ(Montepagano)で、16世紀の古い建物群が当時の資材を用いながら生まれ変わりました。オーナーは、世界中を旅した後「ここでしか感じられないおもてなし空間を創りたかった」と。客室は、優雅な5室のスイートルーム。洗練された5つの美食空間と合わせてお楽しみください。
アルベルゴ・ディフーゾ協会加盟ホテルとしての開業:2015年
※食事をする空間が分散されており、人々は、前菜、プリモ・ピアット、セコンド・ピアット、ドルチェと、それぞれ異なる空間を渡り歩くことになります。


28.AD レジデンツァ・スヴェーヴァ(モリーゼ州)AD Residenza Sveva (MOLISE)

海辺のリゾートに残る村の伝統を大切に保持しているAD

モリーゼ州テルモリ(Termoli)は、イタリア人には知られた海辺のリゾート地。ですが、そこに中世からの伝統を脈々と繋ぐ伝統的な村(Borgo)があることは、イタリア人からも意識されることはありませんでした。オーナーは、ある日この村の中のかつて漁師たちの住まいだった古い家屋を両親から譲り受け、この空間をどのように使おうかと模索していた折、ADの精神に出会い強く惹かれてADとなりました。「これまでは海辺にしか訪れなかった人々が、その背後にある村にも少しずつ足を運んでくれるようになったことが嬉しい」と語るオーナー。11世紀に遡るノルマン時代の城跡やトラブッコ(Traducco)と呼ばれるモリーゼ伝統の漁法が残る味わい深い伝統村で、レストランも経営するオーナーの温かなおもてなしに触れてみませんか。
アルベルゴ・ディフーゾ協会加盟ホテルとしての開業:2007年


29.AD カンパニャーティコ(トスカーナ州)AD Campagnatico(TOSCANA)

充実したアクティビティが楽しめる2020年誕生のAD

トスカーナ州南部の小さな村カンパニャーティコ (Campagnatico)。村の中心にあるレストランを中心としたふたつのアパートメントが2020年、ADとして誕生します。オーナー一家は40年来、おもてなし業一筋。アグリツーリズモや、セーリングやボート遊びと休暇を組み合わせた観光(航海観光)で成功をおさめ、そんな折、アルベルゴ・ディフーゾのイタリアの伝統集落の価値を再認識するという哲学に出会い、強く心惹かれます。地域を培ってきたエトルリア文化や中世・ルネサンス文化、近くに沸く温泉やほど近いところに海があること、”Morellino di Scansano”や”Montecucco”などの土地を代表するD.O.C.ワイン...今まさに オーナー自身が土地の魅力を再発見しながらおもてなしが整えられています。スポーツが好きな方ならば、e-Bikeで海までサイクリングや、ゴルフ・テニスなどのアクティビティも周辺施設にて。息子さんとお母さんで営まれるアットホームなAD、ぜひ訪れてみてください。
アルベルゴ・ディフーゾ協会加盟ホテルとしての開業:2020年


31.AD ラ・カーザ・スル・ブルー(カンパニア州)AD La Casa sul Blu (CAMPANIA)

チレント地方の絶景とオリーブオイル ”青を望む家”

カンパニア州の海辺に近い高台の村、ピショッタ(Pisciotta)に、"青を望む家"という素敵な名を持つ、3棟の建物から営まれるADがあります。母屋にあたる味わい深い3階層の建物は、もともとは、モッツァレッラ・チーズ農家。2つ目の建物は、17世紀に遡る要塞兼要人たちの住まいで、修復の際に、18世紀から1950年まで使われていたオリーブオイルの搾油所が見つかりました。そして3つ目の建物は、歴史としては最も浅く、現在オリーブの有機農園が営まれています。(ADにご宿泊のお客様は、ご自由に訪問いただけます。)オーナーは、もともとローマで弁護士をしていましたが、ある日、旅の専門誌でジャンカルロ・ダッラーラ教授の記事を目にし、そこから人生が一転。都心での生活を捨て、お母さんの生まれ故郷であるピショッタでオリーブ園の園主になることを決めました。トレッキング好きで土地のガイドでもあるオーナーは、美しいチレント国立公園の大自然や、隠れたアマルフィ海岸の名所、地中海式ダイエットの提唱者アンセル・キーズゆかりのチレント地方の食の誇りなどを、その情熱で活き活きと案内してくれます。
「2013年の開業から、毎年その売上げの半分は、新たなホスピタリティ空間の修復費に充てています。」と語るオーナー。オリーブ園同様に、少しずつ愛情を注ぎながら育て続けた客室は、3室から始まり、現在は10室。2022年には14室となる予定です。そして、AD内には、3箇所に分散されたとっておきの空間、”ジャルディー二・ディフーズィ(お庭)”もあるのだそう。「ただ美しい海を眺めながら、ゆったりとワイングラスを傾ける時間です。 静寂と大地の香りを心ゆくまで愉しんでいただきたいのです。」
アルベルゴ・ディフーゾ協会加盟ホテルとしての開業:2013 年


32.AD サン・レーオ(エミリア=ロマーニャ州)AD San Leo (EMILIA ROMAGNA)

『ルパン三世 カリオストロの城』モデルの村。変わらぬリズムに心癒されて

『ルパン三世 カリオストロの城』に登場するカリオストロ城のモデルとなったといわれるお城を擁す絶景の村サン・レーオ(San Leo)。峻険な岩肌の突端という条件ながら、中世の時代から村は人々を魅了し、多くの貴族がその景色と生活リズムに憧れて別邸を構えてきました。3家族6人から成るオーナーは、そんな17世紀に遡る村の歴史的建造物3棟を丁寧に管理しながら、ADを営んでいます。もとを辿れば、水車小屋や市庁舎、病院、学校、貴族の別邸と、様々な背景を持った建物群。兼ねてよりおもてなしを生業とし「この村の人本来のサイズの暮らしを味わってほしい」が口癖のオーナーが、ADの精神に心惹かれたのは、当然のことだったのかもしれません。サン・レーオは実は、1989年に最初のアルベルゴ・ディフーゾ誕生が計画されていた村。その事実を知ったオーナーが、31年越しにその歩みを完成させました。
2005年からは、”0km(キロメートル) food”をモットーとした土地の美食をふるまい、”環境ハイキングガイド(※)”でもあるオーナーのひとりは、周辺の美しい自然を徒歩や自転車、ときには乗馬で案内してくれます。絶景の美しさと変わらぬ営みのリズム - 双方を味わいに、ぜひお出かけください。
アルベルゴ・ディフーゾ協会加盟ホテルとしての開業:2020年 (宿泊施設としての開業は、2005年から)
※自然研究の立場から、環境に配したエクスカーションを案内/引率するイタリア国内でライセンス化されている観光ガイド。通称GAE(Guida Ambientale Escursionistica)。