イタリアの鉄道発祥の地へ◆ピエトラルサ国立鉄道博物館

イタリアの鉄道発祥の地へ
ピエトラルサ国立鉄道博物館

イタリアの鉄道発祥の地に建つ見ごたえたっぷりの博物館。
南イタリアの陽気な雰囲気に包まれて、ノスタルジックなひとときを過ごしてみませんか?

突然ですが、クイズです。
イタリアで初めて鉄道が運行したのはどこでしょうか?

ローマ?

ミラノ?

正解は・・・

ナポリ!

1839年、ブルボン家統治下で繁栄した両シチリア王国で、首都ナポリと王宮の建つポルティチの間に鉄道が敷設されました。

その翌年、沿線のピエトラルサに機関車製造工場が建設され、1970年代まで操業を続けました。そして1989年、工場の跡地にオープンしたのがピエトラルサ国立鉄道博物館です。

ナポリからローカル線で最寄りのピエトラルサ駅へ向かいます。

フレッチャロッサ1000と同じベルトーネ社設計のETR425に乗れました♪

ピエトラルサ駅では、各国語の看板がお出迎え♡

ヴェスヴィオ山が見下ろすナポリ湾沿いの風光明媚な土地にあり、敷地には緑があふれます。

イタリア初の蒸気機関車が製造された工場跡に、黒光りする機関車のコレクションがずらりと並ぶ姿は圧巻です。
実際に乗車できる機関車もあり、運転士さんの気分が味わえます。

36,000㎡の広大な敷地に点在する展示棟を巡れば、イタリア王家のお召し列車や、囚人の護送に使用された列車など、貴重な車両の数々をご覧になれます。

ナポリ湾を背に、鉄道をもたらした国王フェルディナンド2世の像も立っています。ありがたや…

館内の一角には、イタリアらしいカラフルな鉄道グッズをそろえたブックショップがあり、お土産選びも楽しめます。

鉄道ファンの方にはたまらない、特別なイタリア旅行の思い出はいかがでしょうか?