イギリス西部にある湾岸都市ブリストルは、過去に商業港として栄え、今でも中心地にある川沿いには商業施設やカラフルな家が建ち並び穏やかな港町の風景を楽しむことができます。

街の中心には歴史的建物群が美しい旧市街があり、その中で行われているマーケットでは、多国籍な料理やお買い物が楽しめます。このマーケットは観光客というよりは地元の人や学生向けといった感じで、肩の力の抜けたようなローカルな雰囲気が魅力です。
お洒落なカフェも!ケーキがイギリスっぽいですね。
中心地から坂道を登っていくと、ブリストル大学や博物館があり、博物館は入場無料ですが見応え抜群です。

小高い丘 Brandon Hill に登るととても穏やかなブリストルの街並みを見下ろすことができます。さらに頂上にあるカボットタワーに登るとブリストルの街並みだけでなくブランドンヒルの美しい庭園を見下ろすことができます。時期が良いと可愛いリスがあちらこちらに。
港から反対側へ進んでいくと、ウォールアートや個性的なお店が多くみられ、港側とは異なったアンダーグラウンドな雰囲気に包まれたエネルギー溢れる街へと姿を変えます。ここブリストルは、英国を拠点とする匿名のアーティスト「バンクシー」の故郷であることでも有名で、街中ではバンクシーの初期の作品を見ることもできます。
ブリストルの有名な観光スポットにはグレート・ウェスタン鉄道や蒸気船を設計したイギリスの偉大なエンジニア・ブルネイにより設計され、1864年に完成したつり橋「クリフトンつり橋」やブリストル大聖堂、ブリストルの産業博物館M shedなどがあります。
ロンドンから足を延ばしてみてはいかがでしょうか。