かつてフィレンツェ共和国で宗教の中心となっていた大聖堂。華やかな外観はもちろんのこと、クーポラの内部に描かれたフレスコ画『最後の審判』も見逃せません。このクーポラの上には見晴台があり、フィレンツェの街並みを見渡すことができます。見晴台までは463段もの階段を上らなければなりませんが、自力で登れば一生の思い出に残る絶景に出会えるはずです！

フィレンツェを語る上で欠かせないのがメディチ家の存在です。かつてフィレンツェを支配したイタリア名門貴族のメディチ家の人々は、画家たちの能力を見出し、支援をしました。そんなメディチ家の財力を結集したルネッサンス美術のすべてがこのウフィッツィ美術館にそろっています。世界的にも有名なレオナルドダヴィンチやミケランジェロの作品も含め、2500点もの作品が展示されており、メディチ家の人々がいかにルネッサンス美術に大きな影響を与えていたというのが分かります。

アルノ川に架けられたフィレンツェ最古の橋。橋の両側には貴金属店と宝石店がぎっしりと軒を連ねています。かつてはなめし革屋や精肉店や並び、異臭を放っていましたが、宮殿近くに臭い市場があることを嫌ったフェルディナンド1世の命により、15世紀ごろに市場は撤去され、宮殿周辺にふさわしい宝石店が並ぶようになりました。ここから見えるアルノ川の景色はきっと思い出に残るものとなるはずです！夜景もオススメですよ。

サンタ・マリア・ノヴェッラ駅からバスで20分～30分ほどで到着するこちらの広場の中央には、ミケランジェロの『ダヴィデ像』のコピーが建っています。この小高い丘の上から、フィレンツェの有名な観光スポット（ドゥオーモ、ウフィッツィ美術館、ベッキオ橋など）が一望できます。日中ですと、フィレンツェらしいオレンジ屋根の景色がご覧いただけますし、夕暮れ時や夜景もまた違った雰囲気が楽しめる一押しのスポットです。

老若男女問わず大人気のジェラート。実はフィレンツェが発祥なんです。老舗のジェラート店も多く、トスカーナ地方の食材を活かして作られたジェラートがたくさんあります。いろんなジェラテリアを巡って自分好みのフレーバーを探してみるのも楽しいですよ。