アルベルゴ・ディフーゾ

アルベルゴ・ディフーゾ(Alberghi Diffusi)とは

1980年代初めにGiancarlo Dall’Ara教授が提唱した廃村の危機にあるイタリアの小さな美しい村々に”再び息吹を”という伝統集落再生の試み。数世紀に渡り、主のいなかった邸宅や住居などを、村の伝統やその歴史的背景に惹かれたオーナー自らが意匠に関わり”ホテル”として蘇らせています。
(※”Alberghi”は”ホテル“、”Diffusi”は”“分散・拡散した“を意味します。“Alberghi Diffusi”は、『分散型ホテル』と訳されます。手作りのサービスでありながら、”ホテル”として認可を得、ホテルクオリティーのサービスを提供しています。)サルデーニャ島での1軒目を皮切りとし、共鳴するホテルがイタリア・ヨーロッパ各地に広がり、現在、加盟ホテル数は約150軒。
オーナー独自の温かなおもてなしと、村人たちとのふれあい・飾らない日常の共有が魅力です。

村全体がホスピタリティー空間

『村の広場は“ロビー”、通りは“廊下”、そして、建ち並ぶ家々が“客室”』とは、Giancarlo Dall’Ara教授の言葉。村全体がおもてなし空間、というのが、アルベルゴ・ディフーゾのコンセプトです。村の中に分散されたロビーやレストラン/BARなどのホテル施設を渡り歩くうちに、私たちも自然とその村の中に溶け込んでいることに気がつかされます。
“アルベルゴ・ディフーゾ”を訪れるならば、ぜひ、ノープランで赴き、2〜3日のんびり過ごされてみてはいかがでしょう。村に入って自らの感性を研ぎ澄まし、その雰囲気や風土をじっくり味わえば、出会う人とのコミュニケーション次第でアイテナリーがいかようにも広がります。
お料理が好きな方ならば、地元ならではの珍しい粉を使ったパスタをおしえてもらったり、写真やスケッチが好きな方なら、「ほどなく行けば絶景ポイントがあるよ」、「あそこのご主人も絵画好きだ」などと声をかけてもらったり、さっき出会った村人に10分後にまた出くわして、なぜか一緒に地元のハーブを摘みに行くことになったり…歩き疲れて、ホテルに戻れば、居合わせた他の宿泊客皆との和やかな夕食が待っていたり、と。
ガイドブックには載ることのない些細な日常、でもそれが、かけがえのない思い出として心に残ることでしょう。

個性さまざま各アルベルゴ・ディフーゾ

どんな建物を利用して、どんな風に村の中に存在しているか、から、滞在中にどんなサービスが提供されるか、まで、 各アルベルゴ・ディフーゾ(以後、“AD“)は、千差万別です。
例えば、人口10人にも満たないとある小さな集落で、360度の絶景に囲まれているADがあったり、人口1,200人ほどの村に、村人全員と知り合いの名物ADオーナーがいたり、料理やアートに長けたADオーナーが、自らのADを文化サロンのように展開していたり…と、訪れた分だけ、各オーナーの個性や想いが反映された素敵なADに出会えます。
アルベルゴ・ディフーゾの基本精神の一つに”持続可能なツーリズム”というものがあります。”何も新たにつくらない”、”(もとから)あるものの良さを再認識する”。そしてそこから始まる村人と旅人の交流。
オーナー自身が、自分らしさを発揮しながら楽しく自由に取り組む、というのも持続の秘訣なのかもしれません。

本ページでは、現在のところ、弊社のインタビューにこたえてくれた25軒のADをご紹介しています。
ですが、イタリア全土、他のADももちろんお手配可能です。どうぞお気軽にご相談ください。
自分だけの小さな村を訪れる旅、してみませんか?

◆AD宿泊のツアー例は [コチラ] から。

◆Associazione Nazionale Alberghi Diffusi(“アルベルゴ・ディフーゾ協会“公式HP)
http://www.alberghidiffusi.it

Giancarlo Dall’ara/Presidente associazione nazionale-alberghi diffusi
(アルベルゴ・ディフーゾ協会 ジャンカルロ・ダッラーラ会長)



※番号をクリックで各ADの詳細に飛びます。


1.AD Sotto le Stelle (LAZIO)
ソット ステッレ(ラツィオ州)
ローマから足を伸ばしてリラックスできる時間に浸れます。

ローマから東へ進むこと120km、目の前に突如、その美しい山間の村、ピチニスコは現れます。村の大部分は、アブルッツォ・ラッツィオ・モリーゼ州l国立公園の一部で、村の中心広場からは、息を呑む美しい渓谷の風景がのぞめます。真のイタリアン・ホスピタリティーをと、”調和”をフィロソフィーとして2012年に誕生したこの小さなホテルでは、国立公園内のガイド付きノルディック・ウォーキングや、土地ならではの味覚体験、宗教や文化にまつわる見学など、様々なアクティビティが楽しめます。ちなみに、2017年に生誕1,000年を迎えるピチニスコ村。今年は、様々な催しが予定されています。Alberghi Diffusi としての開業:2012年


2.AD Santo Stefano di Sessanio (ABRUZZO)
サント・ステファノ・ディ・セッサニオ(アブルッツォ州)
ラグジュアリーな小さな村の贅沢なおもてなし

カラーショ城塞をのぞむグラン・サッソ(アブルッツォ州アペニン山脈の山岳地帯)に長き渡り放置されてきたサント・ステファノ・ディ・セッサニオ集落を、ある日、現オーナーのDaniele Kihlgren氏が偶然に訪れた。ピエモンテ州から南イタリアまで多くの植民支配を受けた歴史と、けがれない土地の美しさに感動し、古い屋敷を1999年に購入。その後、6年の歳月をかけて、中世の文化・生活の営みが感じられる宿泊施設をテーマに修復し、ホテルとしてオープン。Alberghi Diffusi としての開業:2005年


3.AD Le Grotte dela Civita (BASILICATA)
レ・デッラ・チヴィリタ(バジリカータ州)
心に残る世界遺産マテーラでの滞在

サント・ステファノ・ディ・セッサニオのオーナーが手がけた2軒目のAD。貧困を背景に持ち、表舞台に引き合いに出されることは少ないながらも、貴重なイタリアの歴史を物語る文化遺産を保持する世界遺産マテーラのサッシ。全20室からなる洞窟ホテルは、かつて、あらゆる文化行事が催され、また皆の集いの場でもあった教会を、同じく、応接間やパブリックスペースとして、現在も、皆が集う場として再生と活用をしています。Alberghi Diffusi としての開業:2009年


4.AD Poggio alla Rocca (TOSCANA)
ポッジョ・アッラ・ロッカ(トスカーナ州)
トスカーナの食材と絶景を楽しむ

世界遺産オルチャ渓谷とワイン産地として名高いモンタルチーノを見晴らす360度パノラマの高台に、水もなく暖の術もなかった中世の建物が、1999年から11年の歳月をかけての修復により、ホテルとして蘇った。修復はは困難を極めたが、古き良きトスカーナの文化の保持・再現をテーマに全5棟のアパートメントとして運営されています。ワイン・ソムリエで芸術好きなご主人・料理が得意なご夫人による温かで家庭的なおもてなしがお楽しみ。Alberghi Diffusi としての開業:2016 年(※宿泊施設としては、2010年から営業)


5.AD Locanda degli Elfi (PIEMONTE)
ロカンダ・デッリ・エルフィ(ピエモンテ州)
アクティビティが充実した山の小さな村

東京・NY・ロンドン・フランクフルトと、かつて世界中を渡り歩いていたオーナーが、ある日、自らの原点となる生まれ故郷ピエモンテ州で家族と共に暮らしていく方向転換をする。2004年、オーナーが幼い頃に父親と頻繁にハイキングに出かけたMaira(マイラ)渓谷に、古い羊飼いの山小屋を見つけ、これを購入。全7室+2アパートメントの宿泊施設として生まれ変わらせました。テーマは、『ピエモンテの山々への愛情と誇り』。料理は地元産の食材にこだわり、また、まだ人に知られてない土地独自のパン焼き釜や、伝統ダンス体験もできます。そして、100種ほどのラベルが揃うワインセラーに並ぶのは、もちろん地元ランゲのバローロ、バルバレスコ、バルベーラ。Alberghi Diffusi としての開業:2011年(※ピエモンテ州の法律上での正式認可は、2015年)


6.AD Al Vecchio Convento (EMILIA ROMAGNA)
アル・ヴェッキオ・コンヴェント(エミリア・ロマーニャ州)
トリフハンティングやパン作りなどトスカーナを十分味わる。

元々ここは、フィレンツェのとある貴族一族が所有する家で、もう50年以上も住み手がいなかったこの屋敷に、1981年、現オーナーが出会い、購入。そこから、放置されていた家具や装飾品の修復を一点一点丁寧に修復を行い、1997年に宿泊施設としてオープン。敷地の中には、1300年代の修道院に遡るワイナリーもあり、当時の空気が感じられる。ホテルを経営するのは、ご夫妻と二人の息子。飾らない温かなおもてなしで、季節に応じて、トリュフ体験やトレッキングなども体験でき、ワイナリーやオリーブオイルの搾油所訪問などのアレンジも快く相談にのってくれます。ADとしての公式加盟は、2007年。Alberghi Diffusi としての開業:2007年


7.AD Locanda Senio (TOSCANA)
ロカンダ・セニオ(トスカーナ州)
自然の中で過ごすトスカーナの村

新婚間もない夫妻には、「人生こう生きたい」という2つの理想がありました。1つは、生活の質が良い場所で暮らすこと、もう1つは自分たちの思うおもてなしを生業とできる生き方でした。そうして、結婚5年後の1985年、夫妻は1軒のトラットリアを購入。バスルームが一切ない12室を4年かけて6室と1つのアパートメント宿泊施設に改装。その2年後には、さらに2室を購入し、これが後にADとなりました。夫妻は今も、旅人の休暇に華を添える“役者“として、旅人を楽しませ、その熱い情熱で人生を楽しんでいますAlberghi Diffusi としての開業:2004年


8.AD Il Mandorlo (SARDEGNA)
イル・マンドルロ(サルディーニア州)
イタリアでもっとも小さな村

人口84人。サルデーニャ島で最も小さな自治体として知られる村バラーディ(Baradili)。有志の若者たちは、時間の合間を縫っては、村の再活性化活動に勤しんでいました。ある日、若者たちは、村から2kmほどのところに、長きにわたり放置され、閉鎖された1800年代の廃墟を見つけ、その後、伝統”の修復をモットーとするADの哲学に共感し、その建物の扉は、8室と2つのアパートメントという石造りの宿泊施設として2014年に開かれました。ホテルの名Mandorlaは、土地の特産、アーモンドに由来します。毎年行われる9月のアーモンド収穫祭に向けてここを訪れることをおすすめします。Alberghi Diffusi としての開業:2014年


9.AD Borgo dei Greci (CALABRIA)
ボルゴ・デイ・グレーチ(カラブリア州)
アットホームな落ち着いた小さな村

ヨーロッパ最大の国立公園であり世界遺産でもあるポッリーノ国立公園の玄関口(ティレニア海から内地に11km、標高400mの山間)に、その小さな村、ブオンヴィチーノはその玄関口の村にあります。1,200年代に生まれ、数々の歴史の変遷をたどってきたその村の歴史は、ホテル名のギリシア人の村(Borgo dei Greci)からもうかがえます。かつてこの地はギリシア正教普及の中心地でした。オーナーは、ADのフィロソフィーに共鳴し、元々大地主の家であった村の中心部に放置されていた屋敷を購入して、わずか10ヶ月ですべてを整え、全16室のホテルとしてオープンしました。「ホテルと村の一番の魅力は」と尋ねると、「渓谷の静寂と、食事どきに村の狭い路地を漂う各家庭からの料理の匂い、そして、ミサを告げる小さな教会の鐘の音」なんと贅沢な時間が流れます。


10.AD Villa Asfodeli (SARDEGNA)
ヴィッラ・アスフォデリ(サルデニア州)
海と山のアクティビティが充実した滞在

もともとその屋敷は、1920年のファシズム政権下、とある医師の館として建てられました。現オーナーは、20年前、ミラノの旅行見本市でADの哲学に触れ、その理念に共感し、2007年この屋敷を購入しました。「ADを始めるにあたって、唯一持ち合わせていなければならないのは、土地への深い愛情と培われた文化への敬意」と熱く語るオーナーは、かつてのオーナーに敬意をはらい、当時のものをできるかぎりそのまま残した形で修復しています。当ホテルの所在は、サルデーニャ島の美しい海辺の街、ボーサ郊外。現在は、愛らしい”自転車ホテル”として、自転車で島を巡る旅人たちを心を満足させています。Alberghi Diffusi 加盟ホテルとしての開設:2007年


11.AD Casa Oliva (Marche)
カーザ・オリヴァ(マルケ州)
お洒落なお部屋と地元の料理が味わえます

かつて、私のおばあちゃん、Oliva家の4姉妹が暮らしていた家が1980年代に修復が行われて、ADのホテルになったのよと語る、現オーナーの孫娘。修復は、村を巻き込んでの一大事だったそうで、村の協力のもと初のホテルが生まれたのが89年のこと、その後、さらに他の屋敷も修復が行われ、現在、村の60~70%の屋敷が、Casa Oliva(Oliva家の家)として、旅人たちをもてなしています。ADへの加入年は、ホテルオープンからずっと後のことで、孫娘曰く、ここ10年くらいじゃないかしら。それでも、80年代に志を同じくしたジャンカルロ・ダッラーラ会長と現オーナーの父が出会い、ADの精神を伝える施設として、今現在旅人たちを喜ばせている、というのは嬉しい事実。
村の名は、バルニ(Bargni)。1613年に生まれた中世の立派な城砦都市です。レストランやスパ施設を備えた大自然の中の快適な宿泊施設で、日常の喧騒から離れ、存分に羽を伸ばしすことができます。


12.AD di campagna Locanda del Prete (UMBRIA)
ロカンダ・デル・プレーテ(ウンブリア州)
SPAやシガーバーなどリーゾート気分




13.AD Borgo Tufi (MOLISE)
ボルゴ・トゥーフィ(モーリゼ州)
リンゴが名産の村でSPAや美味しい料理を

モリーゼ州という州をご存知でしょうか。この地にADが生まれたのは、まさに”試み”でした。もともと家畜小屋・干草置き場として使われていた建物を現オーナーが2007年に改装に着手したのが始まりでした。700万ユーロという資本と8年の歳月をかけ、2015年にADとしてオープンしたその施設には、レストランやスパ施設が整い、建物も耐震構造と、現代的に生まれ変わり、現代のお客様を喜ばせるこだわりが細部に見られます。
「建物建設(修復)には、土地の素材を用いたのがこだわりなのです。」とオーナー。「そうでなくては」と思わせる根本的な精神が、やはりそこにはありました。Alberghi Diffusi 加盟ホテルとしての開設:2015年


14.AD Scicli (SICILIA)
シクリ(シシリア州)
シシリア島でも格別な時間を過ごせます

AD “Sicicli”は、語りつくせいない郷土愛から、2012年に生まれました。後期バロック様式の町の一つとして世界遺産に登録されているこのシチリア島南部の街は、ヨーロッパ屈指の陽光が眩しい街として知られています。その一方で、ほとんど誰にも見向きもされることとなく取り組くむこととなった建物の修復は、困難を要する歴史でした。今あるものを前提とした低資本での試み、それが結果的には、思い描いた想いの継承に繋がったようです。旅人たちが触れたみたいイタリアの当たり前の日常、たどり着くまで少し歩数は要しますが、是非一度、お越しになってみてください。Alberghi Diffusi 加盟ホテルとしての開設:2012年


15.AD Le Costellazioni (BASILICATA)
レ・コステッラツィオーニ(バジリカータ州)
壮大な山の夜空が味わえます




16.AD Forgaria MontePrat (Ospitalità Diffusa, Friuli Venezia Giulia)
フォルガリア・モンテ・プラト(フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州)
アットホームな落ち着いた小さな村

プラト(Prat)山の高原地帯に位置するこのADは、大自然を満喫できる夏、冬のバカンスにうってつけの全21軒のアパートメントから成っており、建物はすべて、土地の石で造られているのがこだわりです。我が家にいるような居心地の良さがコンセプトのこの家は、「どうしたら、もっと私たちの土地の良さをわかっていただけるだろうか」が一番の関心事。素朴で自然なスタイルからは、心からのホスピタリティが感じられます。ご滞在コーディネート、お気軽にご相談ください。Alberghi Diffusi 加盟ホテルとしての開設:2003年


17.AD Torre Soca (Lombardia)
トッレ・ソーカ(ロンバルディア州)
湖畔の小さな村で静かな時間が流れます

オーナー一家は、この地で生まれた夫妻。Torre Socaは、夫妻にとって、生まれ故郷への愛から生まれたまさに夢の実現でした。ローヴェレ(Lovere)というその村は、イゼオ湖の北岸に位置する“イタリアの最も美しい村“の一つで、夫妻曰く、人々から忘れ去られた自然の”美しさ“と”野性味“、”静けさ“がその魅力なのだそうです。朝食は、村の歴史的BAR、”giù al bar”で村人たちと一緒に。ホテルというよりは、“家”の居心地を楽しんでいただきたいコンセプトの宿、2016年にブルガリア人アーティストの手により完成した浮き桟橋“The Floating Piers”の散策と合わせてお楽しみください。Alberghi Diffusi 加盟ホテルとしての開設:2013年


18.AD Canto del Maggio (Toscana)
カント・デル・マッジョ(トスカーナ州)
アットホームな落ち着いた小さな村

1990年まで廃村同様に人が住まな放置されていたトスカーナ州の山頂と高原の間に佇む小さな村、ペンナ・アルタ(Penna Alta)。そこに現オーナーが、土地の味覚が味わえるレストランを1991年に開業し、息吹をもたらしました。その翌年にはさらに数軒の家を購入して改装に着手し、1993年には、初めてイタリア・ヨーロッパ各地からのお客様を宿泊施設としておもてなし始めます。ADに加入したのは、その精神・哲学が、まさにこれまで自らが歩んできた道のりと合致していると感じたから。「貴重な歴史を担った村を廃村から守り、そこに再び息吹と活力を、そして、訪れる方に土地の本物の味覚・伝統・ホタリティーを感じて欲しいわ。」と熱く語るオーナー。美しい山々と谷間の絶景を望むプールが自慢なのだそう。都会の喧騒を離れ、本物のトスカーナ・ライフを体験しに出かけてみませんか?Alberghi Diffusi 加盟ホテルとしての開設:2010年(宿泊施設としての開業は、1993年)


19.AD La Rocca (EMILIA ROMAGNA)
ラ・ロッカ(エミリア ロマーニャ州)
絵に描いたような小さな村の滞在

1800年代の後半からすでに4世代にわたってオステリア、トラットリア、ペンションと、人々をおもてなしし続けてきたValgimigliファミリーの現当主が、当ホテルのオーナ。ADのコンセプトの中でとりわけオーナーが感銘を受けたのは、“村と生きる/村に生きる”でした。「ここにお泊りいただくお客様には、宿泊施設の中だけではなく、村のワイン農家や野菜農家、チーズ工房や、自転車レンタル屋さん、靴屋さん、そして何よりも村に生きる村人たちと楽しんでいただきたいと思っている」とオーナー。2016年に完全リニューアルされた広大な敷地には、レストランや、絶景が望めるリラックススペース(SPAや、サウナなど)もオープンしました。Alberghi Diffusi 加盟ホテルとしての開設:2016年(宿泊施設としての本格開業は、1980年代から)


20.AD Relais del Maro (OLIGURIA)
ルレ・デル・マーロ(リグーリア州)
大人数での滞在でも楽しめます

リグーリア州の海岸エリアから15kmほど内陸に入ったところに、Relais del Maroがあります。土地の名士でもあったBorgomaro家の敷地が、代々それを受け継いだ家族たちの手によって、1800年代の初頭から宿泊施設として使われるようになり、現在、母なる家(母屋)、村の家、干草小屋の3棟からなるモダンな宿泊施設に生まれ変わりました。一族と土地への愛情から、建物に使われているのは、この土地の素材と技法。「使われている石一つ一つに物語があるのです」と、オーナーは話します。朝食はこだわりのオーガニック・ブレックファストで、ミラノに本部のあるEco World Hotelのチェーンホテルにも加盟。環境に配慮した運営やおもてなしを実践しています。Alberghi Diffusi加盟ホテルとしての開設:2012年


21.AD La Piana dei mulini (MOLISE)
ピアーナ・デイ・ムリーニ(モリーゼ州)
贅沢な滞在と食事を楽しめます


もともとは、水車小屋や羊毛の染色場として使われていた1700年代の終わりに建てられた総石造りの建物に端を発するAD。
2002年に初めて宿泊施設としてオープンし、2006年にADの理念に出会ったオーナーが、(これまでどんな宿泊施設の協会にも属したことはありませんでしたが、)心惹かれてADとなりました。こちらの客室は、Touring Club Italianoのイタリア式客室部門で2011年に金賞を受賞し、ADが建つ雄大な美しい大地は、2016年に”La Reppubblica”誌により、イタリア国内の結婚式を催すにふさわしい土地ベスト20に選ばれています。豊かな大地では、スポーツや食、様々なアクティビティが可能で、カヌー、ハイキング、パン工房、オリーブオイル工房、トリュフ狩り、考古学遺跡見学・・・と多彩な楽しみ方が可能です。
Alberghi Diffusi としての開業:2007 年(※宿泊施設としては、2002年から営業)


22.AD IL BORGO OSPITALE (Basilicata)
イル ボルゴ オスピターレ(バジリカータ州)
素晴らしい景色とゲストとガストロノミーが味わえます


バジリカータ州の小さな村、サン・キリコ・ラパッロ(San Chirico Raparo)の頂上にあたる部分に、オリジナルの建物を出来る限り活かして営まれているホテル、“Villa RosaMaria”はあります。その立地の特徴から”小さな塔(La Torretta) ”と呼ばれ、愛らしい村の息吹をそのままに感じていただきたいというオーナーの想いからADへの加入が2014年になされました。


23.AD Castello di Proceno (LAZIO)
400年前にシエナから移住してきた印刷業を営む一族の住まいが起源となっているAD

あらゆるものの保存・保管状態が良く、まるでミュージアムの中に滞在しているかのよう。お部屋のデザイン・食事は、すべてオーナー夫妻による手作りで、1989年から2001年までの12年の歳月をかけて作られた真心と温かみを感じます。宿泊施設としても食事場所としてもミシュランガイドに掲載され(夕食は、地元食材を用いたMenu Degustazione (ワインとのマリアージュコース))、素晴らしいサービスが受けられます。また、オーナー所有のお城にも数世紀に渡る年代物の品々が並び、ここではコンサートなどのイベントが開催されることも。建物そのものは、1925年に国の歴史的建造物に指定。“村に生きる”アルベルゴ・ディフーゾの精神に惹かれ、2010年からアルベルゴ・ディフーゾになりました。


24.AD Borgo di Castelvetere (CAMPANIA)


かつて雑多な家屋の集合体であった建物群をComune di Castelvetere Sul Calore の自治体が買い上げ、修復に着手したことに始まるAD。現オーナーは、アルベルゴ・ディフーゾという宿泊形態が、最もこの土地や施設を良く味わっていただける方法と強く確信し、2013年に全13室を備えたADとなりました。城壁に囲まれた村“Borgo(ボルゴ)”の魅力をリラックスした環境の中、存分に味わっていただきたい、というのが、オーナーの願い。また、手つかずに残る当時からの伝統や、人と人との繋がり、土地の秀逸なDOCGワイン “Greco di Tufo”、 “Fiano di Avellino”、“Taurasi”もこの地を訪れる際の楽しみのひとつとなります。
Alberghi Diffusi としての開業:2013年


25.AD Crispolti (LAZIO)

ラツィオ州の小さな集落Labro。ベルギー人の建築家であるオーナーがその美しさやロマンティックな風景に心惹かれ、1969年に集落全体の改装に着手しました。(孤高の村からは、ピエーディルーコ湖の美しい絶景が望めます。)村の外観をそのままにとどめたまま、デザインセンスに溢れた素敵な空間に生まれ変わらせるまでに、幾年もの歳月を費やし、家族でこの地に移住したのが、1981年のことでした。アルベルギ・ディフーズィに出会ったのは、友人の論文を介して、そのツーリズムの精神に惹かれてのこと。
全8室のリーゾナブルな通常客室と4室の広々とした遊び心溢れるアパートメント4室からなるAD。ロマンティックな集落では、結婚式も行われます。
Alberghi Diffusi としての開業:2012年


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